あるかどうかも、悪性か良性かもわからない画像でここまで検索したりするのは、それが乳がんかもしれないから、という理由しかありません。

 

両親、父方の祖父母、妹はガン患者でした。

妹は発見時すでに手遅れ。

母は予兆がしぬほどあったのに完全無視して自分で悪化させ、発見時かなりやばい。

放射線もだるくなるからと1回やったら拒否、抗がん剤もやらない、半年後に旅立ちました。

祖父も医者嫌いで同じだったそうです。

この3人はガンで死亡しました。

 

父と祖母は初期で発見され、祖母にいたっては85すぎて胃を全摘したあと、再発もせず転移もせず、8年後天寿を全うしました。

父も同様、発見時初期で死因は10年後に老衰。

 

身内にがん患者が多いので、初期発見して標準治療すれば予後はそんなに心配しなくてもよい。

頭では理解しても感情はついていきません。

なんでここまで恐怖感にあおられているのか、全摘はこわくありませんでした。

それよりもなによりも、抗がん剤のん恐怖で頭が占有されていました。

 

髪の毛がぬける、全身の毛がぬける。でも生えてくる。

 

嘘です。

 

医療的には生えてきます。が、頭頂部から前髪がなかなかはえそろわない。

はえてきても地肌が見えるほど薄いまま。

大体7割程度の方がなんらかの髪の毛のトラブルをひきずるそうです。

 

近所に抗がん剤経験者が複数名おり、見聞きしているのでさらにます恐怖感。

なくなっても生えてくるなら我慢しますが、そうでない事実。

 

私自身、見た目は悪くスタイルも悪いのは百も承知。

ただひとつ自慢できるものが還暦すぎてもつやつやの真っ黒い髪の毛。

それがなくなる。ただ一つの自慢のたねがなくなる。変化する。

その可能性には恐怖しか感じていなかったのです。