今年もありえないことが起きるGaragedbです。 | Garagedb 「db」の由来は「デ(de)」と「ブ(bu)」だよ

今年もありえないことが起きるGaragedbです。

こんばんは!

ブログの更新がすっかりご無沙汰になってしまいました。

ですが、生きてますので安心してください♪

作業もきちんと進めております!


そして今年も、Garagedbには普通じゃあり得ないことが連発しております!

何でこんなに「稀」としか言いようのない事態が起きるのかあせる


まずは先日から作業を進めておりますGSX-R1100Wの整備。

一般通常整備&車検と、充電不良の修理のご依頼。

充電不良の診断もセオリー通りに進めていました。

バッテリーの電圧チェックから、ジェネレータ部の交流発電のチェック。

その後のレギュレーター後の直流電圧のチェックと行くわけですが・・・

このGSX-R1100Wの場合、GSFなどと同じでジェネレータとレギュレータが一体になっております。

なので、カバーを空ければ一気にチェックができます。

カバーを外して見てみると、多少異音があるものの、エンジンが回っている時はジェネレーターも回り、エンジンが止まれば回転も止まります。

エンジンをかけて、回転している状態ですでに交流電圧がおかしい状態。

もうこうなれば、一般的には他を疑う余地はありません。

交流電圧が上がらないとなれば、ジェネレータ本体の不良と言う診断になる訳なので、オルタネータASSYで交換となる訳です。


で、ここからが問題。


オルタネータを新品に交換してエンジン始動DASH!

異音も消えて、キレイに回るようになりましたラブラブ

新品なので特に疑う必要もないのですが念のため測定。

交流はすっ飛ばしていきなり直流電圧を測るのですが・・・

アリ?なんで?(・・?

電圧が思うように上がりません。




ってか・・・ほとんど発電されて無い汗

オルタネータ、ちゃんと回っているのに・・・なんで?


となると、もう疑うところはオルタネータを回しているところ。

どういうことだぁ~?と良く見てみると・・・





ん?これじゃまだわかりませんよね。

でも、よ~く見ると、何やらゴムのカスのようなものが・・・

もしかしてもしかしてもしかして・・・




おぉおおおおおおおおおおおおおおおお・・・・・

と・・・とれた・・・( ̄□ ̄;)!!


ってことで、更に分解してこの部品を単体にしてみると・・・






おおお・・・・





おぉおおおおおおおおお






おぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

ちぎれてるヽ( ´¬`)ノ






(ノ_-;)ハア…

ここにこんな部品を使う意味があるのかいな・・・

ダンパとしてなんでしょうが・・・





しかもこの外側の部品、どうやって外すんだい?

サービスマニュアルにも分解方法は載ってませ~んパー

こんなに肉薄じゃ、何かを溶接して引っこ抜くって訳にもいかないし・・・






ってことで、外側のスリーブも新品を注文。





そして、電圧が通常通りに上がるようになってもヘッドライトの光量が上がらないのでメインハーネスも交換する訳なのですが、ここでまたあり得ないようなことが・・・





入荷した「新品」のメインハーネス。






でも、良く見ると見慣れぬタグがついておる。

なになに?

「高周波取付下さい。伊野様依頼済み」

なんだこりゃ?






ここにタグが・・・

んんんんんんん?????????????






おぉおおおおおおおおおおおおおおお・・・・・

ホーンに接続する平端子のスリーブが片方ついてないじゃないか!!!!!



こんなことだから、SUZUKIはメーカーじゃなくてチューナーとか言われちゃうんだよ・・・

マジで頼むよぉ~SUZUKIさん!!!

お客様への納期も迫ってるんだよぉ~~!!

しかも、今回は絶対に守らなきゃならない納期なんだよぉ~

だから早めに作業始めたのに・・・


とりあえず納期優先!!


先に新品のハーネスをもう一度手配しよう!


早速在庫確認!!


メーカー在庫・・・


無し・・・長期欠品中・・・チーン


しょぼん