C26型セレナのエンストの原因と考えられるスパークプラグを交換をします。
うちのセレナは前記型ハイウェイスター、アイドリングストップ無し車です。
最初に邪魔なこのワイパー下の樹脂カバー部分を外したかったんだけど、
ワイパーアーム外さなきゃならないのでやめました。
その下にある樹脂のカバーは手でくるくると5本の樹脂ナットを外してから下に引き下げて外しました。
その次にエアクリーナーダクトとレゾネーターを外します。
うちの場合、ストラットタワーバーのような補強バー(ストラットタワーに留めるタイプではない)がついているのでそれを最初に外さなければなりませんでしたが。
エアクリダクトとレゾネーター(ダクトについている箱)は、中心を引き上げると外れるクリップと、中心を押し込むと外れるクリップの2種類で留っていますのでそれを外してからダクトとレゾネーターを上に引き抜く感じです。
エアクリーナーボックスの入り口は差し込みなのでこじれば外れます。
続いてエアクリーナーからスロットルにつながっている反対側にある蛇腹のダクトを外します。
ホースバンドを緩めて外します。
それから4本のボルトで留っているスロットルを外しました。
汚いね。
けれど思っていたよりは汚れていませんでした。
スロットルを外すには脇に刺さっているカプラーも一つ外します。
反対側です。
問題は、汚れが内側にリング状に付着してこのバタフライバルブが閉じようとする際にそれに接触していたこと。
もしかしてそのせいで全閉にならない?
と思って清掃しました。
汚れのリングは落としましたが、元々全閉にはならないみたいですね。
スプリングの仕組みでバタフライバルブがこの位置で止まっています。
よく見ると少し隙間があります。
この隙間が汚れで埋まっていたことから、アイドリング状態などに影響があったのではないかと推測します。
スロットルを外した後、カプラー(コネクター)とホースを外して奥側左右の12mmボルト2本と黒いバナナの間にある手前側の10mmボルト5本を外してやっとインテークマニホールドが動く状態になりました。
フラグはインテークマニホールドの下にあるのです。
このホースが硬くて外れないので、そのままにしました。
見た感じフューエルホースですかね。
続いてダイレクトイグニッションコイルのカプラーと10mmボルトを外して14mmのプラグソケットとエクステンションをかましてスパークプラグを外します。
プラグソケットは細いタイプでマグネット付きが使いやすくて良いですね。
マグネットが弱まっていたのか抜けてしまうため、コイルを刺して引き上げました。
ソケットをラチェットハンドルで回す際はプラグの真上から水平に回すイメージで。
傾けて力を入れてプラグを破損させたら大事(おおごと)です。
ちなみにラチェットを使う前にエクステンションにはブレーカーバーを接続してプラグを回しました。
やっとプラグとご対面です。
思っていたより汚れていませんね。
左の電極が少し減っているような気もしますし、右から2番目も減っている(ずれているような感じ)
14mmプラグの締め付けトルクは25~30N・m。
回転角も見てね。
僕は分度器とか使いませんけど。
プラグの正しい取り付け方 - プラグの基礎知識|NGKスパークプラグ製品サイト (ngk-sparkplugs.jp)
昔お金がない時に無理してやっと手に入れたダイヤル式トルクレンチです。
(お金は今もないけど、今は仕事がないからお金がなく、当時は働いても社長である母が給料を満額支払わなかったので意味合いが違います)
今回使ったプラグとガスケットです。
レーザー イリジウム プラグ 4本 NGK 日本特殊陶業 90565 DILKAR7D11H
インマニ ガスケット キット 大野ゴム 日本製 GK-2012
あとは元通り組んでいけばいいのですが、この時点ですでに19時近くなり、これから暗くなってしまうのでとりあえず今日はここまでにしていったん片づけます。
本日使った工具、使い捨て手袋、ウエス類。
ここまで来て言うのもなんですが、セレナのプラグ交換は一通り道具がないと絶対にできません。
知識とある程度の技術も必要ですが、知識はネットで調べれば何とかなります。
工具は時間と場所がある人なら、やりながら不足したものを買いに行っても良いでしょう。
アストロプロダクツさんとかが近くにあるなら好都合です。
使い捨て手袋を大量に使用している理由は次でお話しします。