なるようになる♪~広汎性発達障害の兄弟の子育て真っ最中!~ -3ページ目

なるようになる♪~広汎性発達障害の兄弟の子育て真っ最中!~

広汎性発達障害の2人の息子たちの育児を綴っております

ってのに行ってきました。
実は10日に行ったんやけど、
なかなか更新できずで(≧Д≦)

以前から、キャッチボールの受ける方が超ヘタな兄ちゃん。
あとは、
こっちみてー言うても見てるとこがえらいずれてたりとか、
空手の稽古でも相手の動きや突きを全然見てなかったりとか、
頭を動かさずにターゲットを眼で追わせると、一瞬見れてもすぐ戻るか、眼でなく口で追うような動きになって顔が歪んでたりとか(゚Д゚;)

明らかに眼の動きが悪いような気がする…

これはちょっと何か手を打たねば、
きっと就学後の学習に差し支える…
こういう特徴の子って、国語の音読ができんとか、算数の筆算ができんとか、板書ができんとか言うよね…
非常にマズい…

と思っていたところ、
最近ブロ友さんになっていただいたミユママさんに、
めっちゃいいビジョントレーニングの先生がおられることを教えていただき、
早速予約して10日に家族総出で行ってきました。

視機能検査をして下さったのは、
北出勝也先生という方で、
日本ではまだ少ない『オプトメトリスト』というアメリカの国家資格をお持ちになっていて、
発達障害の子供たちや、スポーツ選手の視覚機能の検査とトレーニングをしておられる先生です。

神戸の元町駅から徒歩5分くらいの、こじんまりとした眼鏡屋さんの中にそのトレーニング室があり、
兄ちゃんもおとーと君も興味津々(゚∀゚)

検査は、いわゆる視力検査の他に、
棒の先っちょについてるものを眼で追うとか、
いくつかの図形を見て1個だけ違うものを探すとか、
一部がかけている図の中から完成形になるものを見つけるとか、
飛び飛びに書かれた仮名文字を1行ずつ読むとか、
結構色々たくさんありました。
お陰様で最近何とか姿勢は崩れながらも座って検査を受けられるようになってきたので、
一応最後までちゃんと受けることができました(^。^;)

ちなみに、この検査、おとーと君はまだ3歳なので、ちょっと難しいですと言われました…
おとーと君もかなり怪しいんだけど(゚Д゚;)

で、結果は…

やっぱり、あんまよろしくなかったσ(^◇^;)

①視力(ものをはっきり見る能力)
 →良好(左右とも1.0)

②眼球運動能力(見たいものに視線を動かす能力、板書や本読み、球技をする上で重要)
 →やや低下、眼で字を追っていったり、動いているものを眼で追ったり、眼を素早く動かすことがやや苦手

③両眼視能力(両眼のより眼、開き眼、近くの作業と遠くのものを見ることをストレスを感じずスムーズに行う)
 →適正

④視知覚(眼からの情報の処理、分析機能、見ているものがどのくらいの大きさか、どんな形をしているか、どのように重なっているか、何なのかなどを理解する)
 →やや低下、形を認知する力がやや低い

だそうで…
要するに、『見えてるけど、動かれると追えてなくて、しかも形とか奥行きとかが把握しづらい』ってことね。

だいたい、年齢より1歳くらいの遅れって言われました。

で、宿題。

①眼球運動トレーニング
・棒の先に何か種類の違うものをつけたのを2本用意(先生とこでは、ちっこい動物がついてた)して、親がそれを両手に1本ずつ持って子供の前に座り、左右、上下、斜めに提示し、子供はランダムに音声提示された方を眼で追いながら指で触る

・お手玉に紐を縫い付けたものを眼の前でユラユラさせて、それを眼で追いながら指でタッチさせる

・布製のやわらかボールで中身のないもの(普通のボールだと、跳ねて難易度が上がるから)を使ってキャッチボール

・先生作のビジョントレーニングドリル(線をなぞったり、文字や数字を音読)

②視知覚パズル(見本みながら同じものを作る、2色のタングラムみたいな感じ)







最後の2つはこんな感じ。

で、
初めの眼球運動トレーニングやドリルを1日5分~10分、
視知覚パズルを1日5分~10分やって、
3ヶ月後に再検査とのこと。

今ぐらいの遅れなら、
毎日やれば半年くらいで取り戻せるかもって言っていただいて、
テンション上がりましたよーー(o゚▽゚)o
頑張れば、就学に間に合うじゃん♪

てなわけで、
以後2週間くらい経過してますが、
一応なんとか寝る前にちょっとずつ頑張ってます。
私自身はもう今日ムリーー(ノД`)って思う日もあるんですが、
子供らの方が結構楽しんでて。
兄ちゃんがパズルやってる間に、
おとーと君と私が布団の上でキャッチボールとか。
まだ、そんなに変化してる感じはないですが、
地道にやってみないとわからんもんね。

ちなみに、ビジョントレーニングを普通学級で朝の会に取り入れてるクラスで、
多動傾向の子供さんたちがちょっとずつ座ってられるようになったり、
ノート書くのがまっすぐ書けるようになったり、
健常とか障害とかに関わらず、子供だけでなく大人にもいろんな良い効果をもたらすというお話を講演で聞きました。

かの4000本安打のイチロー選手は、
眼の動きを鍛える為に、
走っている車のナンバープレートを見て、
それを足し算するっていうトレーニングを
小さいときにしてたって聞いたことあります。

将来仕事するにしても、眼の動きが良いということは、いろんな面でかなりプラスに働くことは間違いないと思うので、
ぼちぼちとでも続けられたらと思います!

ミユママさん、ありがとうございました(*^▽^*)


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