『動けない理由をなくす』で決意した、

コンプレックスの1つである

ホクロを取りました。


見た目以上に心がすっきりしたせいか、

行動的な性格に変わりましたが、

すごく感情が揺さぶられる経験でした。


まず初めて行ったの病院ということもあり、

不安で緊張しているのに加え、

院内やスタッフさんの

洗練された雰囲気に圧倒され、

自分は場違いに感じ、

さらに不安におちいってしまいました。


また、2つ取る予定で受診したものの、

1つがケロイドになりやすい場所らしく、

それぞれ違う方法で

手術した方がいいと判明し

予想外の診断結果に怯んでしまいました。


結局1つだけ取ることにしたのですが、

落ち着くとやっぱり取りたくなって後悔。


しかし、手術前日からストレスで

ひどい腹痛に襲われ、

やっぱり1つで良かったと思い直すことに。


そして当日は朝から緊張しっぱなし。


手術室で麻酔が効くのを待つ間には

感情が昂り涙が流れることも。


コンプレックスだけれど、

物心つく前からあったものなので

本当に取るとなると寂しくなったのです。


手術中に湧き上がって来たのは、

「これでやっと前に向かって進める」

という気持ちと

「自分を責める理由が1つ無くなっちゃう」

という思い。


辛くなるから自己卑下を辞めたい

と思っているものの、

「傲慢になって

誰も優しくしてくれなくなる」

という恐れから

「謙虚であるために自己卑下する」のが

心の奥ではどうやら好きだったようです。


また、

「人より劣っていないと助けてもらえない」

という思い込みもあることに

気付かされました。


でも自己卑下しなくても謙虚な人はいるし、

人より優れていても多くの人が

力になってくれることも知っている。


「人より劣っていなければいけない」なんて

ドMすぎる驚き

だから、どこか中途半端だったり、

本気になれなかったのかと納得です。


他にも今まで10年間以上も

悶々と悩んでいたのがバカらしく感じるほど

あっさりと手術終わり、

金額も安かったので

もっと早く取れば良かった無気力


まだ目立つホクロがいくつかあるけれど、

次はコミュニケーションの

苦手意識を減らすためにも

発音矯正も対応しているらしい

ボイストレーニングに通おうと思います。