年の数だけ・・・ | 季節の横顔

季節の横顔

昭和10年に刊行された祖父の随筆集『季節の横顔』によって,昭和初期という時代に生きた人々の様子,また時代を超えて共通する想いなどについて語るブログとしてスタート。
・・・今では単なるつぶやきノートです。

節分の豆まきのとき,

炒り豆を年の数だけ食べるっていうのがあるでしょう?


もう,きつくてきつくて・・・泣く

顎がだるくなっちゃう。



さて,その節分の前の日が私の誕生日なのですが,

今回は

「プレゼントは何もいらないから,年の数だけローソクを吹き消したい」

というリクエストをしました。

でもケーキは好きじゃないので「私はケーキはいらない」とも。



近所のケーキ屋さんで,夫は

「何だったらお金払いますんで,

ロウソク50本もらえませんか?」と聞いたそうです。

そうしたらお店の人が

「あの・・,ロウソクはサービスですから無料ですけど

ケーキはいらないんですか?」

って困った顔をされたそうです。

先にケーキくださいって言わなきゃねえ・・・・


そんなこんなで迎えたささやかな宴。


一番小さなサイズのケーキには乗らないだろうと思ったら

乗るもんですなぁ。


ロウソクだらけ。

立錐の余地無しでロウソク立錐しまくり。


季節の横顔-myfunnybirthday


本当は火のついているところを撮れば良かったのですが,

こんだけロウソクが密集して,火が集まると

もう,ケーキの上が大火事みたいなことになっちゃって

しみじみするヒマもなく,

「早く吹き消せ~」てな感じになりました。

マジ,怖かったっす。


肺活量には全く自信がなかったのですが,

結構一気に消せました。

49本。

1本残っちゃった。

でもこれは消せなかったのではなく,

いまこれを消しちゃうとロウがイチゴの上にたれちゃう・・という

やむを得ない状況があった訳で。


全部一気に消せたら,

願い事が叶うとか言いませんでしたっけ?

イチゴ一個のために,願い事成就がフイになっちゃいました。


10年後,もし生きていたらまたチャレンジしてみたいけれど,

その時は,イチゴだのブルーベリーだのトッピングなしの

素ケーキにしてもらわないと,60本は乗っからないだろうな。