* 女房言葉のいろいろ * | ☆光のかけら☆ 乱蔵

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ある日、知る
こころに色があることを
言葉に色があることを
音楽に色があることを
時間に色があることを
わたしに色があり
わたしの名前に
ことだまがあることを

*BLEACHの色彩*に
彩られた
言の葉*言霊*花鳥風月
に触れてください

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御冷
おひや


琵琶湖を望む

お冷やしの略語で
主に冷たい飲み水のことをいいます
刺身をおつくりというのも
つくりもの
を略してをつけたもの
おこわも
もとは強飯こわめしです

略したり
をつけたりするのは
女房言葉の特徴のひとつですが
今でも
こういう傾向は残っていますね



御銭
おあし


ご存知? カネゴン🪙

お金のことをいいますが
その由来については
さまざまな説があります

中古からある要脚ようきゃく(金銭のこと)という
言葉をおあしといったもの
人の足が往来するように通用するから
お金はどこに行くにも自由だから
『晋書しんじょ』隠逸伝いんいつでん
銭は足無くして走るから
確かに
足がはえているような気がします



御田
おでん

ご存知  ちび太🍢

もともと
田植えの時に
豊作を祈って踊った舞いが
田楽という踊りに発展していきました

豆腐を串にさして焙あぶるを
田楽でんがくといふ
されば田楽の姿
下には白袴しろばかまをはき
其の上に色ある物をうちかけ
鷺足さぎあしにのりをどるすがた
豆腐の白に味噌を塗りたてたるは
かの舞ふ体に似たるゆゑ
田楽といふにゃ〜
(咄本はなしぼん『醒睡笑せいすいしょう』)

鷺足とは
田楽踊りの時に使う
一本だけの竹馬のような棒で
高足たかあしともいいます
豆腐に串を刺して
味噌を塗って焼くところが
田楽を踊っている姿に似ているので
田楽と呼ばれるようになったのだそうです
それを
女房風におでん🍢
いったのですね

やがて
豆腐に限らず
串に刺していろいろなものを煮込む
煮込みおでん🍢のことを
いうようになりました
関西では
関東煮だきと呼びますが
最近は
やはり
おでん🍢になってきたようです


御菜
おかず




上代は
野菜に限らず
副食全般のことを
といいました

ちなみに
さかなは
お酒🍶を飲むときに食べる
ということです
数々とり合わせるところから
おかず
呼ばれることになったとか
ということは
一品や二品ではおかずでは
なかったのですね



香々
こうこう



感じたままで呼ばれる場合も多いようです

味噌は
匂いも味もよいのでこうと呼ばれました
そして
味噌漬のことを香の物こうのもの
その香を重ねたものが香々です
しだいに
ほかの漬物のこともいうようになりました

黄粉きなこ
もとは豆の粉
といっていたそうです
黄色い色をしているので
黄なる粉から黄粉なったもの

鯛は平たいのでお平おひら
醤油は
野菜を青物あおもの
といいはじめたのも
女房たちだそうです


杓文字
しゃもじ


宮島の大杓文字

杓子しゃくしの初めのしゃ
文字という言葉を添えたものです

文字言葉といって
これも
女房言葉に多く見られます

髪はか文字
鮨はす文字といったぐあいです


ひもじい


ルフィだよ〜

これも
文字言葉のひとつです
もともと
空腹の状態を
ひだるい
いっていたそうです
それを
女房たちはひ文字といいました
それが形容詞
ひもじい
として使われるようになったということです

会うことを
御目文字おめもじ
といいますが
これも
目見えをとったもの
恥ずかしいことは
は文字

これらは
御目文字様
御は文字様
のように
どんどん丁寧になっていきました
人の名前も
文字言葉で呼んでいたそうですよ
これで
イニシャルトークのようなことも
していたのかもしれません

🍀



おはようございます晴れ
光のカケラ☆  拾って下さって
ありがとうございます
おねがい
今日の休日🌿が素敵な一日となりますように
乱蔵☆はクルマのメンテへと・・・・

ウインク
画像  Pinterest  より お借りしました





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