緑色の桜の花 ~御衣黄桜~
ソメイヨシノが散り始めるころ、その緑色の桜の花は咲き始めるらしい。
先日その花を東京国立博物館に見に行ったときには、まだ固い蕾だった。
博物館の宝物館そばにあるのだが、見学敷地外にあるため、柵内からズームで撮るしかありませんが、4月1日にはまだこの状態。
4月7日に、「咲き始めました」というニュースをいただきました。
緑色の桜の花です。虫や鳥を寄せるためには、目立った方が勝ちの世界なのに、どうしてこんなに奥ゆかしい色をしているのか・・・不思議ですね。
ちょっと調べてみました。
ある辞書によると・・・
「御衣黄」という名前は江戸時代中期から見られ、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近いため。古くは「黄桜」「浅葱桜(浅黄桜)」などとも呼ばれていたが、それがギョイコウなのかそれともウコンを指すものなのかはっきりしない。
・・・どうもはっきりしないらしい。
名前の由来も、なぜ目立たない緑色なのかもはっきりしない謎に包まれた御衣黄桜ですが、あるいは他の花のような色気ではなく特殊な香りかフェロモンのようなものを発散して、それを感知できる虫しか寄せ付けない不思議な力を持っているのかもしれない。
この花を見ていると真剣に考え込んでしまうような、そんな不思議な花、御衣黄桜でした。
