NET引っ込もり思案・蟹の泡 -2ページ目

「本仏」といわないでも「本師」と崇めているなら同じことではないか?

妻が冷蔵庫を買って2日目、同店のチラシを見たら「土日限定セールで二万円以上安い」という。

この年になると耐久消費財を「生涯最後の買い物かもしれない」と意識せざるを得ないが、

PCに関してはWindows95以来、平均年1台以上廃品にしているだけあって「あと2ケタ」は消費するようなきがする。

消費の代償に生涯の記憶を遺し、子孫の失敗を未然に防ぎ、無意味とわかっている分野への探索の努力をほかに向けることで人類総体の智恵を増してあげたい。

SGIが137ヶ国もあれば話題には困らないだろうが、日本の広布は進展しているのか

ハンゲームの将棋、東大将棋8と練習を重ねただけにこのところ勝率を1%ほど改善した。
第一戦は入玉果たして「引き分けにしよう」と提案しようと思っていたら攻めてきたので勝ちになった。
玉が2二で、敵角が1二、銀が2三で2一に飛車を打たれて負けたかと思ったが、1三と歩を取って角の頭に出る手があり詰まなくなった。ポイント高い人二人に挑戦されて勝ててラッキーだが、あとの方は「詰めよ」を相手が見逃したとしか思えない「詰み」での終局だった(こういうことは多い)。勝ちになってはいたが、さきの方は入玉した玉を無理に攻めて駒を与えてくれたし相手の凡ミス以外で勝てないのかという苦々しさはある。

どれだけ幸福になれば気が済むの?

創価学会が急成長した、日本経済も高度成長した’60年代、カリスマ・池田先生は多くのことを約束した。
当時は太平洋戦争、朝鮮戦争の記憶も生々しく、「平和」と言う言葉が「人を殺したくない」という心情にあいまって説得力をもった。
けれども活動家の子女が、(階級選別の分水稜である大学入試で)エリートコースを獲得すると親の信仰を引き継がないという現実。
それはなにより「子孫末代までの繁栄」という言明に違背する。
どうなっているの?

スポーツウェアに仮装する古い宗教


大阪ではPL教の本部で毎年8月1日にやる花火大会が有名。教祖が臨終に「命日は花火を上げて祝ってくれ」と遺言したとやらで、十数キロ離れた我が家でもある程度見えて、最後の赤い色は半天を占めるほど強烈です。やはりテレビで見るより実際に見るのは感動しますね。
花火に色がついたのは明治になって西欧化学が入ってからのことらしく夏目漱石の
「化学とは花火を作る術なるか」という俳句はその感動を歌ったものなのでしょう。
西欧では鉄砲は大砲の製造に発展しましたが、日本では徳川の治世で「平和の術として鉄砲は花火になった」というのが江戸物SF作家の石川英輔の説です。あたりまえですが同じ浪費でもミサイルよりなんぼいいかわからない。

宗教の教祖は(「思想家」「哲学者」も)常識・伝統に挑戦する「天才」ですが、彼の本分は論理ではない直感なので、死んで「教団」となると「正義」を称するために内部矛盾しない体系的「教義」が必要となり、新たな権威が出現するのは避けられません。ひとに安心感を与える宗教の本質は「正統」で「正義」ではないのではないか。
それでも時代に取り残されないためにときに「宗教改革」も必要でしょうが、数億年前の原生類も生き残っている地球です、古い、邪悪な宗教としても絶滅は困難でしょう。むしろ滅びるのは「新しい宗教」でしょうが、

「摂理」のテレビ報道を見ると「統一教会」と笑うほどそっくりで、「10年一昔、20年大昔」という言葉が当てはまりそうです。「生半可に知っている者はだましやすい」とはいいますが、「統一教会」をまったく知らない者なら人間に「安心したい」という願望がある以上、手付かずの沃野な訳で、景気も良くなってきて「都会に出てきて、就職はなんとかできたけど友達はいない」という若者がターゲットでしょうか。

そうとう前の新聞記事で、交通事故にあって身体障害で動き回るために数百万円かけて自宅を改造したとあったと思います、それが93歳の方でした。私らよりあとまで生きるかもしれないけど、やはり「何年住むか」と思ってしまいます。
けれども、考えてみれば「常識」を欠いていても一応生きていけると何も知らないままでいるのは自宅を改造しないよりも怠慢かもしれません。少しでも先人の成果を知り、理解して感動も、質の高い「あとで幻滅しない」感動、子供に伝えていける感動をしたいと思います。所詮、教師・先輩というのは自分の知識ではなく感動、感激を伝えるものです。

先週は、名高い海洋小説「ホーンブロワー」シリーズの第三巻を読みました。舞台は1810年で、ナポレオンの伝記を春には読んでいて、そのナポレオン戦争の敵の英国海軍士官からの視点だと「英雄」変じて「独裁者」で、「英国上陸の機会をうかがって資材の浪費を承知で上陸用舟艇を無数に建造していた、1週間でも英国艦隊が行動できないことがあればウィンザー城は占領されていただろう」など興味深いものがあります。帆船時代の船員には戦闘以上に事故による損傷が多く、海戦は舵取りと風に逆らって進む「間切り」を駆使しながら(当然すべて人力)、大砲をぶっ放す非常に複雑なものでした。艦長の決断力は何より重要で、白人の(いわずもがなの)誇りというようなものさえ感じます。
冒険小説の常としてうまく運びすぎますが、娘に「必読だ」と言いましたが、あまり興味ないようです。
織豊時代に日本にきたポルトガル人は日本人に船の作り方も教えなければ、法王少年使節以外には日本人をヨーロッパに連れてくることもしてくれませんでした。やはり伝道は口実で侵略あるいは商売が目的?


池田大*にだまされて労力提供させられているのでないという根拠は何?

投書欄に茨城県稲敷市主婦40歳の方の意見で、インターネットでプロバイダーに不当引き落としされて「便利な世の中ではあるが、印字活字が消去され、何が本当なのか信用できない時代になった。素人は、やはりブロードバンドを活用しないほうがだまされずに済むのかもしれないと思った」とある。

娘は「そんな馬鹿な意見きいたことない」と言う。

「婦人部は偉大」って、生計をたてるのはそれより大事でないかい?

津*さんが食肉部門担当の話、ついで新聞代集金のときに先日まで「うちは祀ってあるだけ」の家がある日いやに暗いな電灯が故障かと思ったら「ご本尊を返した」と聞いたという話をした。罰の方が強烈な話がある。

南晋三()

勝谷誠彦、佐高信氏はあんがい有能であったかもアホのふりをしていても。
それはともかく。日曜日には暑いなか、公明党のポスター貼りをしたけれども「カネかかってない」のが一目瞭然、白浜のピクチャーなんか衿が立っているポロシャツになぜか上着を持っている。スタイリストとか以前に、プロの写真家だったら考えられないことだ。
それを言えば、最近の「潮」『大白蓮華』は同人誌並の編集。

宗教は人生の浪費か?

たとえば「…夫人」で満足する女は権力者を夫にすることを好み、自分は権力を持とうとしない。

権力には責任が伴い、つまりリスクを負うから。

打倒された権力者の末路は惨め、つまり人生の空費以上で、「多くの人生の空費」である。


人は浪費家を好む、自分に出来ないことをやって見せてくれるから。

浪費の最悪の結果は幻滅と困窮と悔恨。それに伴う自己憐憫。


どーせ死ぬ人生に失敗とは「何も遺せない」ことだが、俺の見るところ

「創価大学卒」の学歴を子供に与える親は多くとも、

仏教の教養を与える教師は少ない。


死ぬ前に幻滅を感じるなら人生の浪費と言わざるを得ないだろう。

守るには分散ですが、勝つためには集中するべきです

守るには分散し、勝つためには集中するの、任后淵淵櫂譽・鵝ヒ

ナポレオンは所詮過去の人物だが直接的に現在に影響を及ぼしている20世紀のドゴールとヒト ラーについて読むのは今後の課題。オイラは今のところ20世紀最大の人物はレーニンも毛沢東もなしえなかったカウンターカルチャーの教祖ということでガン ジーではないかと思うのが、本国インドでは人気がなくなっているそうだ。化石燃料とウラニウムが尽きたとき文明を救うのは何か?インダス文明は燃料枯渇で 滅びた。
ナポレオンの初戦功の、トゥーロン要塞攻略の計画書にある。火器出現以前からの基本中の基本だろうが、「原則に忠実、戦術で革新」なのが天才たる証左で、 「天才は学んですぐ実戦に役立て経験を必要としない」。先任の3人の上官が攻めあぐんだ要地を(「賢者は愚者に学ぶ」)実戦経験のない24歳の青年の立て たプランを「やってみろ」と実行させた4人目の将軍はさすがに見識があった。
ナポレオンとは同じ フランスのドゴールよりも、同じくイギリスへの直接侵攻で挫折しロシア侵略に転じて破滅したヒトラーとの対比が興味深い。ヒトラーは「ナポレオンの戦略、 ビスマルクの外交術、マホメットのカリスマ的弁舌」を持った悪魔的人物だったそうで、なぜ帝国が短命に終わったかといえばチャーチル、スターリン、ルーズ ベルトという「三人の悪魔」の協力がそれにまさっていたということだろう。後継を得、ヨーロッパ諸君主の仲間入りを願ってナポレオンは愛するジョセフィー ヌと離婚しオーストリアの皇女を娶った(が既成権威の好意は得られなかった)。彼もヒトラーも生活は質素だったが、浪費家のジョセフィーヌは大衆に人気が あった。ヒトラーが結婚しなかった理由は不明だが家庭的なのは英雄にふさわしくないかも知れない。ナポレオンは(その起草した法典は日本の民法の参考に なってはいるが)その最大の能力はプロパガンダではないか。愛国心は宗教同様、危険な燃料だが部下を死なせねばならぬ指揮官にとって他にどんな拠り所があ ろう。主権を制限されてない非白人国がエチオピア(キリスト教国)とタイと日本しかないなかで明治維新の元勲の持った危機感を思うとキリスト教に対抗して 国家神道をアイデンティティーとしたのも無理からぬところか。

すべての国と友達になることは出来ない

現在では日本同様少子化に悩む韓国だが、二十数年前は人口抑制が課題で「一人っ子奨励」をしていたらしい。ちょっと理解できないが「一人しか生めないのなら男子」ということで女子は中絶されたとか。その結果、現在適齢期の男女バランスが崩れて「嫁がいない」というじたいになっているそうな。