玩古庵のブログ

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ご無沙汰しています。

久しぶりの再会です。

去年の秋ごろから張子人形の制作に関して思い悩み、考えていることがありました。



その対策でずっとブログまで手が回らないでいました。

それは、張子人形に関して知名度を広める前に、ここ最近の消費者の動向による「価格の棲み分け」を実施しないといけないなあ、と言うことでした。

出来上がる人形は素材の価格と手間を考えるとそれなりに高価なものになります。

職人として良いものを作るというだけではなく、商人として販売もしなくてはなりません。

時代はデフレ。

昨今の世の中では

「手間=手間なりの価格」

ではあまり受けが良くなく、あまり価格の変動のない嗜好品を作る職人としても安く良いものを提供する努力の必要性を感じていました。

しかし手作業ですので作業のオートメーション化は無理ですし、家内工業なので海外に労働力を移すこともできません。

どうしたら質を保ったままで安価な提供が出来るか?。

それをするには何が必要か?。

と考えていました。



また、それと同時に今よりも更に高品質な一点物の提供も考えていました。

「江戸時代からずっとこんな感じです」

「伝統を守り続けています」

というのは逃げ口上で、やはり時代に即して進化をしていく必要も感じていました。やはり発展させていかないと将来が見えてきません。

というわけで張子人形の発展形をどのように現していくか?。



と言うことも考えていました。



つまり分かりやすく価格で言うと「安価なもの」と「高価なもの」の両極端を作るということです。



それをするにはどのような作品を展開して、どのような作業工程にして、それにはどのような技術が必要になるのか?。



何もこれは去年の秋口から急に考え始めていたわけではなく、ここ数年おぼろげに考え続けてはいました。

ですので、ある程度の絵は描けていました。



安価なものを作るには、やはり作業工程の効率化しか方法がなく、しかしそれを行うと作品を作る上でかなり制約が出来てしまうことが問題点でした。

制約が出来るということは質がそれ以上向上しないということです。




高価なものを作るには、細部にまでこだわり細かく表現をしていくということを考えました。

しかしそうすると作業工程が煩雑になり、一体作るのに時間がかかりすぎる、ということが問題点でした。


この2点が引っ掛かって解決方法を模索してずっと悩んでいました。




ところがその問題を一気に解決できる方法が見つかりました。



去年の晩夏でした。



しかしそれに取り掛かろうとした頃には年末年始の展示会ラッシュに忙殺されなかなか着手出来ずにいました。



何とか年明けから今年の春にかけて集中的に着手し、ようやく最近形になってきました。

ある程度作品も出来てきました。



次回はその問題点と解決方法、そしてそれによって出来上がった作品たちを紹介させて頂きます。



今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


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