言語って面白い (”風”を使った慣用句) | がにちゃんのブログ

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私の留学生活を書いていきます。

先日、おばあちゃんと会話をしていたときのこと。


日本では新年の前に大掃除をしますが、こちらは春に向けて掃除をします。

spring cleaningと言うようです。


その日は風が強く、おばあちゃんは外で色々作業をしていたようです。

そして、ご飯を食べながら、”I'm sick of the wind!"と言いました。(訳すとすれば”風が強すぎて疲れたわ”といった感じ)


しかし、私には"I got second wing"と聞こえたのです笑


そして、私的な解釈で

また元気が湧いてきたと捉えたのですね。


そう捉えられるよね・・・?ご飯食べたら元気出るもんね?

羽が生えたら飛べるもんね、もう一度頑張れるって思えるよね!?笑


そして、ようやく誤解が解けて、I'm sick of the windと言ったことが理解できたのですが。


I got second wingという使い方はするのか聞いてみたところ、そんな使い方はしないそうです。

英語でwingといえば、チキンのことになっちゃうんです。

バッファローウィングって聞いたことありますか?


あれはバッファローの肉のことではなくチキンの手羽先のことなんですね~


だから、I got second wingは2個目のチキンいただきー!となっちゃうわけですね。sが無いけど。

面白い。


しかし!

I got second wind という言い方はするそうです!!

面白くないですか? ちなみに意味は私が最初に解釈した、元気が湧くという意味ですよ!

他にも、外的要因からパワーをもらうというニュアンスで使うようです。


また逆の使い方もします。

I'm winded. (外的要因から)疲れた、精神的に磨り減った

といった感じです。


思えば、日本語でも”風”を使った慣用句って沢山ありますよね。


いやあ面白いなあ。



おしまい。