パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』

パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』

太鼓叩き 大表史明 こと『ふみ』のブログ。ライブ情報・作曲活動などをつぶやいてます。

Amebaでブログを始めよう!


今年もまた”アマアフリカ”の季節がやってきました。


今回で2回目となります

東海発(初)大型アフリカンフェス。(5月18、19日あま市で開催!)


我らがジェンベ界のヒーロー、

ランボー・バングーラも無事にギニアから名古屋に帰国(?)を果たし、

今年も大盛り上がりを見せるのではないでしょうか!

http://amafrica2013.jimdo.com/



パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』



というわけで最近東海地区のアフリカ熱が

自分達が西アフリカの音楽を始めた頃に比べて

すごい勢いで盛り上がっています。


何でかなと、ふと考えてたら


それはまわりでアフリカンをやっている皆が

演奏活動や、教室を始めたり

でっかいアフリカンフェスを開催したり

地道にプレイヤー、お客さんの人口を増やしてきたから

ではないかと当たり前の結論に達しました。



僕も当然アフリカのリズムが脳の中を駆け巡る難病に冒されたのは

僕らより先にアフリカンを始めた先人変人影響があるわけでして。



正直、自分達のやっている音楽は

日本では多分、演歌よりもマイナーで、

テレビ等で見かけることはほとんどありません。


しかし、そのリズムは世界中に

マニアを産むほど魅力たっぷりなんです。



そういうわけで、アフリカにかかわる人たちの

土壌開拓の為にも、しいては自分のためにも


僕もこれから西アフリカの音楽を始める人たちの

先人の変人になりたいなと思いました。




さて、まわりでは先述のアマアフリカしかり、

西アフリカの学校プロジェクトなど

http://ecole-de-afrique.jimdo.com/


新しい活動がすでに始まっています。



僕にはそんなおっきな力は無いけれど、


『この世はでっかい宝島。

そうさ、今こそアドベンチャー』 という



偉大なる武術家の教えに従い、

僕も新しいこと始めてみようかなと思いました。





というわけで急ですが、

西アフリカの

ジャンベ・ダンスのトレーニング用CDを制作します。


いわゆる西アフリカのリズム音楽はたいてい

バックの伴奏の上にソリストがソロを乗せて成立しているわけですが



ソリストにとってなかなかバックバンドを呼び寄せて

練習する機会を毎日作るのは困難です。





このCDではずっとカラオケのように伴奏だけが延々と流れ続け

1人でもダンスの振り付けやジェンベのソロが練習できます。




実は東海地区の先人や変人を引きずり出してきて

第1発目を5月11日にレコーディングする事がもう決定しています。


生演奏によるグルーブの録音をベースにループ音源を作り上げるので、

長時間一緒に演奏していても飽きが来ません。





”アフリカ”の伝統音楽と

日本の伝統芸能”カラオケ”の融合。





その名も”アフリカラオケ


パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』


何だ、結局ダジャレかよとお思いの

皆さんの脳内を透視してみましたが


なんか覚えやすいのでコレでゴリ押しすることにしました。



レコーディング開始から発売まで1週間と無茶苦茶なスケジュールですが、


5月18、19日に上記のアマアフリカで販売予定です。


もしかして需要があれば

シリーズ化も考えています。



は、コレを成功させて本気で来年アフリカに行こうと思っています。


失敗したら笑ってください。


応援よろしくお願いします!



あれは2010年のこと。



いつも音楽で参加しているアニメーションチームの

仲間達に加えて、京都や東京からも

映像作家×ミュージシャンが集結し、



僕達はあいちトリエンナーレ

映像作品を上映する事になりました。



パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』
         Photo by junpei kagawa



僕達はビルの一画を借りて、

夢の波紋” を上映スペースのテーマとして、


毎日の作品の上映はもちろんのこと、

会期中に新作を作り続けながら


映像に参加しているミュージシャン達による

ライブも行われました。




パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』
         Photo by junpei kagawa




そして、長い長い文化祭のような時間も

終わりを告げ、最終日。



この日でひとつの区切りとなるわけで、

感慨深いものがありましたが、



映像を見るためにビルの外にまで出来た行列が

本当に嬉しくて、今でも鮮明に覚えています。



この当時は、作品自体もTV放送も兼ねていたので、

〆切に追われて、

マンガに出てくる〆切前の漫画家みたいになっていたので

終わってホッとした気持ちのほうが強かったですが。






そんな夢のような時間から


3年の月日が経ち、2013年。







またいつかこのメンバーでこんなことがやれたら・・・

と思ってたら、






久しぶりに明日、その時の仲間達が再集結します。







どうぞよろしく。






2013.03.23(sat) 『夢の波紋2013(アートアニメーション上映会×ライブ)』

(アニメーションの作曲及び、志人さんのサポートとして出演予定)

@栄 スパジオ リタ


パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』


パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』


あいちトリエンナーレ2010「FIVE dreams
上映作家・ミュージシャンが再集結!

アートアニメーション作品やミュージックビデオを
詩とタブラ、ギターや電子機器等の演奏を交えて上映致します。

2013年3月23日(土) open19:00 start19:30
charge ¥1800(+1drink ¥500)

@スパジオ リタ (名古屋市中区栄5丁目26-39 GS栄ビル B1)

アニメーション上映/岡田昭憲 倉田愛実 有吉達宏
LIVE演奏/志人 猫町 大表史明 樋口貴英(食品まつり)

--------------------------------------------------------------
アートアニメーション上映

◆岡田 昭憲◆
愛知県にてアートアニメーションを制作。
志人×DJ DOLBEE『円都家族』・『今此処』・『夢境』の
アニメーションを制作。あいちトリエンナーレ2010や
ロッテルダム映画祭、ベルリンディレクターズラウンジ、


ohta展示会などで上映。
本上映会にて 志人×napszyklat(ポーランド)の新作MV

『ボノボの創造』を上映予定。
http://www.asuranima.from.tv/

◆倉田 愛実◆
2007年京都精華大学芸術学部デザイン学科映像専攻卒業。
フリーのアニメーション作家として活動中。
サンフランシスコを拠点に活動する2人組ミュージシャン


 Tidelandsの楽曲
『HolyGrail』のミュージックビデオを上映予定


◆有吉 達宏◆
すごい画を描く人。
詳細はしばらくおまちください。


-----------------------------------------------------------------



LIVE

◆志人◆
孤高の詩人。詩の種と在来種の種子を集めています。
http://www.templeats.com/
http://sibitt.exblog.jp/


◆猫町◆
猫町:『unrest』をPowershovel Audioより発売中。
2005年ひとりぼっちで結成。アナログ機材で演奏。
自宅にてMTRに多重録音、一年に一枚ペースでCDR作品を発表。
創界山の七つの虹を取り戻すため、TWOFOURではサイケデリック担当。
http://www.powershovelaudio.jp/album/nekomachi/


◆大表 史明◆
西アフリカのジャンベ・ドゥンドゥン、
北インドのタブラなどをはじめとする
世界各地の民族色の強いパーカッションプレイを得意とし
古典音楽から現代音楽まで、あらゆる場面で講演・演奏活動を展開。

そのかたわら様々な民族楽器の製作から
映像作品、テレビ番組・CMなどの作曲も手がける。
http://www.fumi-rhythm.com/


◆樋口 貴英(釣心会/食品まつり)◆
名古屋在住 釣り人/Trackmaker/絵描き
学生時代に友人と釣りサークル『釣心会』を立ち上げる。
高校卒業まで釣りとゲームと趣味の絵画に明け暮れるが、
その後ふとしたきっかけで『DEPTH』という音楽制作ゲームと出会い、
音楽制作を開始。
現在はくろやなぎてっぺいとのユニット『1980円』、
JUKE/FOOTWORKをベースにした名義『食品まつり a.k.a foodman』
など色々な活動を行っている。



-----------------------------------------------------------------









トリエンナーレでの上映作品はもちろんのこと、


映像作品の新作と、


多様性のあるミュージシャンによるライブも必見です。








今回僕はオープニングで太鼓を叩いたり、

志人 さんのサポートで世界中の民族楽器を演奏したりします。









あらうれしや。同窓会みたい。







最近ハマっている打楽器があります。


その名はボテドラム。ギニアに住むスス族の楽器です。


丸太を鍋状にくりぬいたものに牛の皮を張った片面太鼓で、

だいたいこんな形をしています。


パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』



演奏方法は利き手でバチを持ち、

片手(小指・薬指・親指)でベルを鳴らすというオシャレな楽器。


最近すごくほしい楽器です。




ほしいなーと思って

毎日ずっとボテの映像を見ていたら

なんとなく素材に分解されたイメージが見えてきました。






ぼや~。





ボテドラム(スス族)の作り方


用意するもの


-----------------------------------

ブイ

海で拾うか、いさぎよく買います。

入手難易度 ★★★


牛の皮(今回は黒毛和牛)

アフリカの牛ならば、ネットでも買えます。

今回使用したのは黒毛和牛の生皮。

入手難易度 ★★★★★


鉄のリング(ブイの補強用)

今回は鉄工所で作ってもらいました。
入手難易度 ★★★★


ロープ

ジャンベ用のロープ。

ロープ屋で特注。もしくは、ネットでも買えます。

入手難易度 ★★


時間・情熱

入手難易度 ★★★★★

-----------------------





まずは、僕が楽器を作るときの素材としておなじみの

ブイ。共鳴体として活躍してくれています。

パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』




ブイの北半球をカットします。

その後黒く塗装して、ウォーズマンの頭部の様なものを作ります。

パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』




牛の皮の圧力に耐えられるように

ブイの口の部分に鉄のリングを入れて補強します。

パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』



いつもは鉄のリングを使って皮を挟みますが、

今回はロープのみで皮を編み上げます。



このやり方を覚えると、皮とロープがあれば

鍋やプリンの容器にでも皮が張れるようになります。



皮に穴を開け、縛っていくやり方です。

通常は、胴に皮をあわせながら縫います。

パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』

パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』



そしてブイの胴と合体!!


パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』



出来た~。

特選黒毛和牛ボテドラム。


本来のボテとは少し違うけど

なかなか音も調子がいい感じがします。


まだまだ改良の余地はありますが、

太鼓としては良い出来になりました。





さて、さも当たり前な太鼓かのように書いておいてすいませんが


実は現在ボテは日本には僕の知るところ、


片手で数えられるくらいしか演奏者がいません。




いったいこれ、誰に向けて書いているんでしょうか。どきどき。















あ、本日ジェンベ奏者 岩原大輔さんと、三重県にてライブです。



パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』

3月2日(土) 19:00~
ACT:岩原大輔 et SALIMAFO
場所 :一雨
三重県松阪市嬉野宮野町60-6


ご予約・お問い合わせは

http://www.fumi-rhythm.com/ コンタクト/







 






先日、バラフォン(西アフリカの木琴)の修理を頼まれました。

破損したひょうたんを数点直していて

ふと気がつくと、

なんとひょうたんが一つ無いではありませんか。


パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』



これはいけない。



バラフォンは、一つ一つの鍵盤に

ひょうたんが必要なのに。



ひょうたんがない。

の音が出ない。どうしよう。



そうだ。また、ハリコの原理で紙で作ろう



  ◆音がひょうたんにそっくり!◆


偽ひょうたんのつくり方


------------------------------------

用意するもの


・いらない古雑誌

 (少年○ガジンやヤング○ャンプなど)

・木工用ボンド

・風船

・ビニール袋。なるべく薄いもの。

 (例:スーパーのレジ前のビニールロール)

・スプレー缶(茶・こげ茶・オレンジ・等

・歯ブラシ

・根気。情熱。

------------------------------------



まず、紙を貼り付ける土台になる風船の大きさを決めます。

この一番最初の作業が一番重要です。



なぜなら、ひょうたんは大きさでチューニングが変わり、

完全に鍵盤と音程があっていないと

音を増幅してくれないからです。

完全にピタリと一致すると、ビームみたいな音が出ます。



以前作った物からのデータを参考にすると

高いの音に共鳴するひょうたんは

少し大きなミカン位の大きさです。


勘を頼りに風船を膨らまし、

古雑誌(今回は少年○ガジン)を短冊状にして

木工用ボンドで貼り付けます。

お面を作る技術の応用です。


パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』




何層も何層も重ねていきます。


そうすることによって、

ひょうたん並みの硬さになります。


パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』



乾燥後に風船を割って取り出します。

この時点でもう、偽ひょうたんはカチカチです。


そして、スプレーと歯ブラシで表面を塗装。


チューニングの確認も忘れてはいけません。


耳とチューナーを頼りに

ひょうたんを叩いて音程を確認。

穴の大きさを広げるなどして音程を調整します。



ちなみに、福耳です。
パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』



チューニングが終わったら、

側面に穴を2つ空け、薄いビニールを貼ります。

この膜は、心地よいビリビリした音を作ります。
下の写真のひょうたんの横の黒い膜がそうです。



油紙から科学的なの素材までいろいろ試しましたが、

今のところ、ロールでスーパーにおいてある

魚や野菜を寄せ分ける

極薄のビニールが一番しっくりきます。



そしていよいよ紐で本体に固定。

パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』




はい、バッチリはまりました!

パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』



合体~!

パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』




叩いて音を確認したところ

チューニング・音色、共にバッチリでした。


音は、ひょうたんにだいぶ近いかと思います。

紙という素材だからでしょうか。


またひとつの楽器を

変なやり方で救うことが出来ました。良かった。




あ、そうそう。



実はこのバラフォン今日のライブで登場するんですよ。





パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』



寒い冬を吹き飛ばせ!!

セネガルのライオンが率いるパーカッションユニットが名古屋初登場。
共演には、地元名古屋の新鋭「SALIMAFO」が。

平日の夜のお祭り騒ぎ!!
叩くAFOも、踊るAFOも大集合!!!!!

出演

☆オマール・ゲンデファル(from セネガル)×奈良大介×橋本ハジメ

☆SALIMAFO(サリマフォ)


OPEN 19:00
START 19:30~

@TRIBAL ARTS
名古屋市天白区 中平 1-501 
TEL 052-848-3433 

☆料金 投げ銭制(惜しみない音楽への愛をお待ちしています♪)

問合せ AFRICAN PERCCUSION 
http://www.african-percussion-nagoya.com/




もしくは僕のページまで
http://www.fumi-rhythm.com/   



表向きは、太鼓叩きですが




あるときは太鼓のドクター気取りであります。




パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』






時の経つのは早いものであっという間に12月。


2012年もあと少しです。


急に冷え込んできて、この間は名古屋にも雪が降りました。





てなわけで、こういった季節の変わり目は太鼓の調子が狂いやすいのか、


やれ太鼓の胴が割れたり、皮が緩んだり破れたりと


我が家には毎週毎週いろんな太鼓が運び込まれてきます。







貫通クラックが入ったジャンベ。

痛かったろうに~。
パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』


胴を修理して、ヤギ皮も張り直し。
パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』




これは虫喰いの跡があるジャンベ。

目を凝らしてみると、ヤギの背筋のラインだけ

綺麗に穴があいてます。なんてグルメな。

パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』




鹿皮のジャンベ。乗っけてある

牛の皮に張り替えてみました
パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』





そして中近東からの珍客。

陶器の胴に魚の皮を張った

ダラブッカです。ほ、欲しい。
パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』








とかなんとかやっているうちに



我が家は太鼓の博物館



パーカッショニスト 大表史明 の『ふみ日記』

写真はほんの一部です。




数えてみたら、修理中のものも含めて太鼓だけで30台近くありました。



僕、太鼓屋さんではないんですが。





ここまで来ると、天国と思うか地獄と思うかは自分次第。



そう。自分次第なのであります。