今日は年休消化でお休みを取りました


・・・といっても特別な用事があったわけではなく

ひとりゆっくりしたかったのです


夫にも息子にも内緒のお休み

午前中は年末に録画しておいた

「THE 有頂天 HOTEL」 をやっと見ました


レイと夫は映画の趣味が全然違うので

録画してもなかなか見ることが出来ません


今時まだVTRだし、おまけに2台のうち1台壊れてるし・・・


やっぱりWiiよりさきにDVD当てないとクラッカー







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そして秋が来てレイの就職が決まった


トシオも大阪の大学が第一志望だったので

就職と進学と道は違っても

これからもうまく付き合っていける、友達として

そう思っていた


推薦試験が始まって、周囲が進路を決めていく中

トシオの行き先はなかなか決まらずにいた


元々勉強は得意ではなかった トシオ

大学にすすむことになったのも

ゆくゆくは実家の建設業を継ぐため

大卒の肩書き位・・・ というご両親の希望だった


進路を決めて早く楽になりたいトシオと

一緒に大阪に行きたいレイとの放課後の勉強会が始まった


進学組のトシオに就職組のレイが勉強を教える・・・


そんな中、唯一合格したのは 名古屋の大学だった


やっと、楽になった トシオ

でもレイの胸中は複雑だった


2月になり明日から卒業式まで休み・・・となった日の放課後

レイは仲のいい友人数人でアキの家に集まっていた


そのアキの家にトシオからの電話

レイがアキの家にいると聞いて

わざわざ電話をくれたのだ

当時はまだケイタイもポケベルもなかった時代




トシオ「オレさ~、大阪の○○大学合格したから・・・」


レイ 「え~、おめでとう!って、そこ受けるって言ってたっけ?」


トシオ「うん、親父たちはもう名古屋の大学でいいって言ってたんやけど

    もう一校だけ、受けてん・・・

    散々すべりまくってるから、内緒にしててんけどな」


レイ 「そうなん?でもよかったぁ~

    じゃあ、○○大学行くんやんなぁ! 大阪で暮らすんやんなぁ」


トシオ「ううん、 名古屋に行く・・・」


レイ 「 エ??? ・・・・・・・絶句・・・・・・・・・ 」


トシオ「うそ、うそ、冗談や!大阪行くから!

    じゃ、そういうことで 4月からもよろしく!」



そんな感じで、二人は卒業の日を迎えた

レイがトシオのことを好きになり始めてから1年半が過ぎていた