新しい週が始まりました~


今週も閉鎖に向けてバタバタしそうです

社長も所長(レイの上司)もはっきりしない人で

お互い責任の擦り付け合いで

なかなか前に進みません・・・


レイは一派遣社員の立場なので口は挟めませんが

隣で見ていてイライラします


話は変わって篠原涼子の「ハケンの品格」見ていますか?

時給3000円以上の彼女の第一話の台詞

 

 「私を雇って後悔はさせません!」


レイもそう思っていた時期があったなぁ~


今はそんな恐れ多いこと思いませんが・・・・


 




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆






ユミコがたずねて来たその日の夜、トシオからも電話があった


トシオ「なぐさめてくれよ~」


そう言うわりには、すぐにいつものようなたわいもない話をしていたっけ・・・





そしてレイとトシオの関係はたいして変化することもなく

高校3年になった


3年も二人は同じクラスになり

放課後残って話するのも、バス停まで一緒に帰るのもおんなじだった


レイが好きだと騒いでいたセンパイも卒業したし

トシオもユミコのあとには付き合う子もいなくて


たった一人、レイの本当の気持ちを知っているアキは

「告白しちゃいなよ・・・ 絶対上手くいくよ」

なんて言っていたが

いまさら告白なんて出来なかった




ユミコへの後ろめたさと

何より、決定的な『言葉』はなくても

クラブを引退してからは

映画を見に行ったり、海へ行ったり一緒に過ごす時間はいっぱいあった

そんなココチイイ関係がレイの告白で微妙に崩れるのが怖かった



トシオはユミコと付き合っているときよく言っていたのだ


「レイとなら男友達みたいに、軽蔑されるよなことでも、

くだらないことでも なんでもしゃべれるけど

ユミコにはなんかしゃべること躊躇してしまうんだ」


レイもおんなじだった

不思議とトシオには飾らない自分を出せた

女友達には言えないような、自分のコンプレックスのことや

将来の話もできたんだ




だから、ずっとこのまま最上級の友達でいいって・・・・