ミッキーがオズワルドを追いかけるファンタジー
■このゲームの面白さ
とにかくこのゲームの良さは、ミッキーマウスを自分で操って、アニメのような世界を自由に歩き回れる事です。
ボクとしては「イレーサー」という絵の具が、1988年の映画「ロジャーラビット」を想像させてちょっと怖いんですが、出現させる絵の具と消す絵の具を使って、直したり壊したりして、行ける場所を増やして進みます。
中には、ディズニーランドのアトラクションのようなところや、アニメの中の街のような場所などもあって、ディズニーランドのような世界観が好きなら、嬉しくなってしまうと思いますよ。
■テイストは最高！
ボクは個人的に、ディズニーランドが好きなので、この世界観がものすごく好きでした。
出てくるアニメキャラ達も良い感じだし。白黒時代の古い作品からも、いろいろなキャラクが登場しています。
Wii で荒い画像ですが、雰囲気でてます。
■馴染むか馴染まないかの分かれ目
ステージ全体に言える事ですが、ゲームのストーリー上、ディズニーランドみたいな世界なのに、なんとなく暗い雰囲気です。
楽しそうな雰囲気を求めていると、ちょっとギャップを感じるかも。
また、ウォルト・ディズニーの初期の頃の作品からも、いろいろなキャラクターが登場するため、白黒だったり、あるいは、知らないキャラクターもいるかもしれません。
もし、雰囲気が好きじゃない場合、このゲームのアクションは、ジャンプ、スピン、消す、描く。といった単純なものしか無いのと、派手な演出もおよそ無いので、まったりとした印象のゲームになるかもしれません。ボスとの戦闘など、派手といえば派手なんですが、最近のゲームの中では地味な部類だと思います。
あくまで、キャラクターゲームとして楽しめれば、好きなんじゃないかな。
■ボリュームが多いのか作業が多いのか
ミッキーマウスを操作して、オズワルドを追いかける。
アニメで考えれば、ドタバタとしたイメージを連想しますが、実際のゲームでは、進む道を地道に見つけ、一歩一歩確実に進んで追い詰める。というような、じっくりと腰を据えて楽しむゲームになっています。
そのためか、初回のプレーでは、１ステージが長く感じるかもしれません。
寄り道をせずに進めば、それなりにサクサク進む事ができますが、ボクは、なるべく多くのチケット（ステージ内で手に入れるお金みたいなもの）を見つけたい。という欲求が働いて、１ステージくまなく探索する方なので、結構時間がかかりました。
あっちに行ってこれ、こっちに来てそれ、そっちに行ってあれ。というように、次の手順へのスイッチを起動しながら進む事も多いので、なんだか同じ所を行ったり来たりしてるなぁ。という印象が強く残ってますね。
■こんな人にオススメしたい
ディズニーの作品が好きな人。
正直、謎解きやステージをクリアする醍醐味は、他のゲームの方がいいと思います。
ミッキーマウスだから面白い。という感じですね。完全な、キャラクターゲームです。
私の場合は楽しめましたが、これは人を選ぶなー。と言う印象がありました。
■でも２がやりたいぞ
海外では Wii U でも、EPIC MICKEY 2 が出ているみたいですが、日本でも出して欲しい！
人を選ぶゲームだと思いますが、ボクは好きなので、ぜひ綺麗な画面でプレーしたいです。
ダウンロード版でいいし、英語のままでもいいから出ないかなぁ。
英語わかんないんですけどね。
PS VITA に移植されるみたいですが、残念ながら、PS VITA は持っていないので、これから購入を悩もうと思います。
参考：
ロジャー・ラビット 25周年記念版 [Blu-ray]/ボブ・ホスキンス,クリストファー・ロイド,チャールズ・フライシャー
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