深夜の戯言 | Perfume酔い_かもね
2011-09-18 01:12:17

深夜の戯言

テーマ:Perfume
-------------

プロジェクトが終了した。

社内の各部署から横断的に選出された若手と中堅、そして男女混成のチーム。
発足当初に見られたメンバーの戸惑いもPM(プロジェクトマネージャー)の熱意と会社の期待の高さが理解できるにつれ、若さというノリの良さも手伝って、団結してやり遂げようという気概に満ちていた。

とてもいい仲間になれたと思う。

そして全員集まった解散会。

共に戦った仲間なだけに大いに盛り上がる。

「楽しいね」

キミが声を掛けてきた。
プロジェクトの参加が決定し、初顔合わせの時から才覚を表していたキミ。
ロジカルな思考とクレバーな物言いに、ライバル意識むき出しで随分と噛み付いた。
しかし、いつも論戦で負けてしまう。
歯が立たないキミ。

ふとイタズラな心が湧く。

「結婚したいんだって」

噂に聞いた事を確かめたいのもあった。

クレバーなキミは驚いた顔をしている。してやったりと思う間もなく全く想定外の答えが帰ってきた。

「えっ?今頃気付いたの?」
「う~ん、前からキミにはオーラを出してたんだけどな~、今頃気付くか、コイツは」

クスクスと笑うキミ。

言葉が出ない。
考えもしなかった発言に崩れた自己を立て直すべく、必死に次の一手を組み立てようともがいているとまたもや攻撃が来た。

「やだぁ、間に受けてる?」

同じ様にクスクス笑いながら話す。
必死の立て直しも虚しく再度崩れ去る。梯子を外されて迷宮に入り込んでしまった。


他のメンバーに呼ばれたキミは、(じゃぁ後で)と意味深な言葉を残して向こうのテーブルに行った。

キミがくれた二言の落差に焦燥としていたが、飲み物を頼んだり、皿を片付けたりとちょこまかと動くキミを見て、知らなかった意外な一面を発見した。そして何故か落ち着いてきた。
同時に入り込んだ迷宮から一つの道筋が見えて来たような気がしてくる。

新たな仮説に自分なりの理由付けを考えていると、隣にキミが来た。

「ねぇ、どこか違う所で二次会しよっか」

テリトリーに一気に踏み込まれ、耳元で囁かれる。長い黒髪が肩にかかる。

またもや唐突な物言い。今日のキミは全然ロジカルじゃない。またもや崩されるかとつい身構えていると、

「ふ~ん、さっきの事、真に受けるつもりはもうないのかな~」

そう言ったキミの笑顔は、(行こうよ)と確かに誘っている。

またもや返す言葉が出なかった。
でも、今度は違う。
その笑顔にロジカルな思考や後付けの理由など必要ない。考える事はやめて想いのまま行動に移す事にした。

2人で席を立ち、喧騒を背に出口に向かう。何人か声を掛けてきたが、キミはじゃぁねと手を振りながら店の扉を開けて外に出た。

「ねぇ、何処行く?」

そういうキミはまたクスクス笑う。

その笑顔を確信にすべく、論戦を挑む。


今日はもしかしたら勝たしてくれるかもしれない。


$Perfume酔い_かもね


--------------

少し前の記事、"夜中の戯言"の直後に考えていましたが、一応本業(なんじゃそれ)が忙しい上に、重大発表ありーの、PFI.活動ありーので上げるのがかなり遅れました。

やっぱり好きなんだよね(笑。
&ドMなんですな(爆笑。


お邪魔しますでしました。

GAME-edgeさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス