スタートは五分だったが出足の鈍さは相変わらず。それでも鞍上ミルコがある程度促して中団後ろ目で落ち着く。後ろになり過ぎないためか1角では外目に持ち出す。そのまま気を抜かせず脚を溜めつつ3角へ突入し4角で一気に仕掛けて先頭を射程圏に。直線に向くともう一騎打ち状態。ここから今までは脚が鈍って前を捕らえられなかったが、今回はゴール前50mくらいで前を捕らえきっての完勝だった。
 前半のズブさを除けば文句ないレースだった。これで一皮むけたんじゃないか。次走が大いに楽しみだ。
 レース中に右前を落鉄していたことが判明。そんな状態でよく勝ってくれたと思う。