太陽が地球の裏側から顔を出して
思いっきり陽差しを浴びた今日が
ゆっくりと息を吐き出すように
静寂の夜に向かって変っていく
夕日ってのは、なんでこんなにも
複雑で繊細な色合いをしているんだろう
冬の夕焼けは特別に好きだ
大気の青
太陽のオレンジ
雲の白がそれらを浴びて
複雑で神秘的な色合いを醸し出している
そんな夕日をみていると
なんて事のない、日常が少し特別な気分になるのは
僕だけだろうか?
消えて欲しくなかった過去も
消えてしまった今も
全てが答えで、間違いなのだろう
きっと誰にも
自分自身にもわからない事はある
でも、信じたくなるんだ
こんな夕日を見ていたら
些細な事で、日々は大きな変化へ向かうって事
目に映る物は、幻
心に映る物は、情念
魂に映る物は、真実