うしし。大信田礼子のずべ公シリーズ(全5作)は今見ても面白いなあ。
疲れないというのはこういう映画のことを言うのだろう。しかしながら劇場で掛かることはほぼないなあ。
大信田礼子は本作品でもあいかわらずかっこいい。
 
下らないともいえるが、東映の真田広之カンフーシリーズや
東宝の刑事物語シリーズなどのように話の内容をあまり深く考えずにさらっとみられる
映画というものも必要なのだとおもう。(自分的には寅さんとトラック野郎シリーズは上記から外れる感じでもう少し高貴なものである)。
 
はまぐれというのは横浜でぐれている(人)のことである。
本作では女ミニスカバイカー集団が登場するが危険なシーンは男性スタントとバレバレなのでやや
残念ではある。
 
 
 

冒頭から大信田の川べりの乱闘パンチラハイキックシーン(バイクにまたがるときなどもいちいちパンチラシーン)
は必要不可欠でこう来なくっちゃと思わせる。この時代は小川ローザの「OHモーレツ!」の時代である。
 
TV「レッドバロン」の牧れいさんのそれ、や「ザ・カゲスター」のベルスターのそれ、
その後の東映メタルヒーローの「宇宙刑事シャイダー」の女刑事アニーこと森永奈緒美のそれを連想させるものである。
東映はむかしからこういうものをずっとやってきたわけである。
 
いまは園しおん監督作品とかでないとこういったものは出てこないなあ。