マーシャ・クラッカワー(女性)さんをしっているだろうか?
1977年ごろからNHKの教育TVの英会話Ⅰにアシスタントで出ていたハーフの女性である。(今は大学の先生ね)年齢はいまだ不詳だ。
またマーシャはアメリカ人なのか日本人なのかもいまだ不明じゃ。
写真は自分が15~6歳の頃のマーシャだから32年ほど前のものだ。
録音はもちろん英語とは直接関係のないマーシャの写真(TV画面を)まで
撮っていたみー坊。何枚も持ってて、服も化粧も違うんだったが、現存するのは数枚。
最近でもNHKで久しぶりに英語の番組を持ってやっていた。
ちょいと年取りましたけど。
自分がこの番組を見始めたのは中学2年生のころからで、そのときは先生(日本人)は誰だったか忘れたが、マーシャと
マーシャに英語を教わる日本人(タレントか?)吾郎丸(ごろうまるという苗字ね)君という男性が出演していたころだからわりと最初の方から見ていたのかもしれない。
その後、小川邦彦先生という(当時は国際基督教大学の助教授の先生だった=故人=50代で病気のため亡くなった。黒メガネの先生とマーシャの2人で英語の番組をやることになった。
当時英語会話ⅡとⅢがあって、19歳くらいまでは全部見ていたのだが、
Ⅱは吉田研作先生という人が出演していたが、Ⅰの3倍くらいの難解さだった。
急にレベルが高くなっていた。Ⅲは白人のオバサンが一切日本語をつかわず時事的な事柄を英語で説明する高度な番組だった。
その小川先生が以前NHKのテキストブックで始めて横浜港からアメリカに行ったときの事を書いていた。船で行く時代にアメリカにいっていたとはものすごい人じゃった。
それからそれからマーシャとこの小川先生のコンビで国際基督教大学の留学生
(日系人がおおく、ルミコという女性が一番印象的、あとビック=男性 などこの人たちは長かった。あとティムというギター弾きの日系人も出ていた。)
毎週2名の視聴者が実際にスキットで英語を話すのだが、
マーシャは間違った英語の発音をした人にはその場で直してくれる。
(アメリカへ行ったときに日本人が恥をかくからだ)
もちろん英語が上手な人ばかり出るのではなくって
そうでない人もでていた。
特にYouの発音をユーではなくてユと短く言う視聴者出演のひとがいて、
サー大変だ。
ユーの短縮形はユではなくてヤ(ya)
になるのだと!
自分はこれはスンごくインパクトがあって、絶対にわすれなかった。
こういう厳しさはいまのTV番組にはないなあ。
小川先生は
Eveninngはイーブニングであってイブニングじゃ~ないと付け加える。
なるべく伸ばしていわないと、英語っぽくないと。
見るほうも真剣だった。TVだけど。高校生のときはテープに録音していたのだ。(まだビデオはもっていなかったからね)
小川先生はマーシャよりも物腰が柔らかい言い方をする。
その後22歳くらいまでは見ていたがそのうちに見なくなった。
最後の方は小川先生が大学を変わって地方にいかれたので、
ビル=ウイリアム・浩・カフ=キャロライン洋子のお兄さん、とマーシャになったが、当時ビルはICUの学生だったのだが、ハーフで当然ネイティブでありまして、
見ていて、
なにかものすごい劣等感を感じるようになってきてしまったので見なくなった。
(しかもビルはラジオにもでていたんだ。本物のアメリカ人は日本語がうまく話せないので視聴者とは互角だが、ビルにはどうしたってかなわないって感じだった。しかも元モデルだったので痩せていてかっこも良かったのだ。)
いまでもNHKの英会話TVを時々見ている。いまのお気に入りは高校英語Ⅰ
由井ロバート先生(男性)とエミリー・スノードン(イギリス人の女性)がやっている
英語の教育番組で自分はチャロよりもこっちの方が好き。