[第1913回]
『 山口県の山村で発生した5人の殺害と放火。まるで”八つ墓村”の再来か?と想像したような事件。「鬼畜のような犯人か?」と、誰しも想像したでしょうが、

逮捕された容疑者。両親の介護のため、横浜から帰省し、犬2匹を大事に育てていた容疑者が、なぜ・・・?
突然のこと、”切れた”のでしょうか? 一部の地元の人は、「とても優しい人でした。」との評価もあり、私の「天命数霊術」でも、容疑者は「3・8」タイプ。

通常の生活であれば、こんな大事件を起こす人ではなかったのです。

 

 

 

 

 

結局、都会の気楽な生活から、狭い集落での生活で、
いわゆる「田舎地獄」に耐えられず、遂に”切れた”事件だと想像できます。
殺人の被害者が1~2人なら情状の余地があるかと思われますが、5人殺害と放火では、ほぼ”死刑”は間違いない・・・と思われ、実に哀れな生涯を感じます。
神は、どうしてこんな不幸な人を造り、地元の5人の高齢者も道づれにしたのでしょうか?(私のブログは、マスコミや一般の人が思う”犯人憎し”とは異なり、なぜ、そのような事件になったのか? を、皆さんと一緒に思考する視点なのです。)』

 

 

 

 

 

先ず、私が容疑者の姓名をニュースで確認したとき、
「犬を可愛がる人に悪人はいない!と思ったが、
そのとおり天格15の「3・8」タイプに、切れやすい性格ではなく、
むしろ協調性がある優しい性格の人なのになぜ・・・?

元旦には、地元の人と協調して行く方法を所轄警察に相談まで行っているのですよ。

それでも”遂に切れた”のは、次のような「田舎地獄?」に負けたのだと思いますよ。
最近、「田舎暮らし」に憧れて、都会から田舎に移住するTV番組がありますが、
「自然の美しさばかりに憧れては、失望しますよ・・・」という注意を喚起したサイトがあります。
それを私が整理したものが、次のとおりです。

(※次の項目は一般論で、この事件の集落を特定していません。)
①田舎暮らしに憧れ? あなたは田舎の怖さを知らない”田舎地獄”がある。
田舎に憧れて移住する人が多いですが、田舎ほど地獄なものはありません。
住んで後悔してもおそい。
②田舎に自由は無い。見えない仕来りや行事・法事など強制参加が多い。
③勘違いして引っ越さない方がいい。都会のほうがはるかに暮らしやすい。
憧れや幻想はすぐさま砕け散り、絶望と化すだろう。
④すれ違っただけで顔をジロジロ見られる。
⑤姿が見えなくなるまで観察されます。これは誇張ではなくガチです。
⑥来客は玄関じゃなく窓を突然あけてくる。玄関のチャイムなんてならさない。
相手のプライベートお構いなしだ。
⑦コンビニ・ミニスーパーまで車で20分。車がないと生きていけません。
⑧よそ者は特に”白い目”で見られる。しきたりに従わない者はガチで村八分。
ゴミだしなど許されなくなり、陰湿な嫌がらせが続く。
⑨町の草刈・集会所などの清掃を強制される。決められた行事に
強制的に参加しなくてはいけません。自分の仕事を休むのは当たり前。
⑩噂はネットよりも早く、誇張した噂が陰湿に広まる。
⑪少しでもおかしな行動を取ればすぐ噂が広まり、評判になる。
近所の立ち話ほど怖いものはない。
⑫おすそ分けをしてくる。これはいいと思いきや、お返しをしなくてはいけない。
あまりにも頻繁にされたりすると、返って迷惑なのである。
⑬田舎では借りを作ってはいけない。本当に根にもたれる。
⑭町内会の集会が9割どうでもいい世間話。ただ老人が集まって話したいだけの名ばかり集会、
結局それに付き合わされるだけの時間の無駄。
⑮近所の子供が、他家の冷蔵庫を勝手に漁る。
ある地方では玄関の鍵を常に開けておくように強制されるそう。
プライベートなんてあったもんじゃない。
⑯虫が多すぎる。夏になると虫が大量発生。自転車なんて乗れたもんじゃない。
マムシ・蜂・猪・熊なども日常的に現れるので危険。
⑰一度信用を落とすと、村八分。もう住めない。
⑱田舎は常に近所の人に監視されている。何か事件でも起こした場合すぐ村八分だ。

 

 

 

 

 


どうですか? このような田舎暮らし、
一度都会生活をした者は耐えられませんよ。
この容疑者は、この地域出身でさえ、そうだったかも・・・?
ですから、
私も出身の田舎に相続した土地や山林もありますが、
”人の噂好き”で”仕来りや縁もゆかりもない人”の冠婚葬祭や行事に付き合う
煩わしさから、OBとなっても田舎に帰らず、古いしがらみがない
「新しい住宅街」に居住しているのですよ。

いいですか、

今回の大事件容疑者は、次のとおり、
決して”切れやすい性格”ではなく、むしろ大型犬2匹も可愛がる”優しい人”であったこと、
彼が死刑になっても忘れないで欲しいですね。

「〇〇 成」天格15・地格13・総格28

ただ、「光」(背中が”火”で燃えている語源)を使用した弱運の字体が、殺害のうえ、”火災(放火)も招く結果となったことは、とても残念な名づけでした。
同じ「こう」と読むなら、”太陽”の光;「晃」を使用していたら、天格19のうえ、「晃成」の名づけになり、とても安定感がありますので、
このような大事件にならなかったかも・・・?

わずか、1字が運命を変化させるのです。

このように、事件を把握する犯罪心理学者や法曹界は、
容疑者の”真実”に気付いていないと思いますよ。