股関節痛(鼠径部の痛み)と整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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テーマ:
股関節痛(鼠径部の痛み)と整体治療
患者Nさん=43才-女性 –主婦/パートの症例
 
① Nさんの病歴・・・
患者Nさんは、2年くらい前から右の股関節に痛みを感じていたそうです。近くの接骨院で診て頂くと、担当の先生は「腹筋が弱っているのでそれに引っ張られて内臓下垂が生じ、それが股関節に影響を与えているのが原因です」と言われ、半年以上も腹筋のトレーニングをしていたそうですが全く効果が無く、かんばしくないそうです。
 
② Nさんの診察
・整形外科での受診はされていないので、レントゲン検査などのデータはありません。
・股関節(スカルパ三角)の腫脹、発赤、熱感及び圧痛はありませんでした。
・右の下前腸骨棘部に圧痛がありました。また右の大腿直筋とハムストリングスに緊張と圧痛がありました。腸骨大腿靭帯、恥骨大腿靭帯に圧痛はありませんでした。
・下肢の神経学検査、徒手筋力テスト(MMT)に異常はありませんでした。
・アンビルテスト、パトリックテスト、トーマステストは全て陰性でした。
・股関節の可動域検査で、左右差やサブラクセーションは無く、正常に可動しました。股関節のグリンディングテストは正常でした。
・骨盤=仙腸関節のサブラクセーション(フィクセーション)はありませんでしたが、右ASISが下方に約3cm下垂し、骨盤全体が撓んだ状態でした。
・立位の時、(無意識的に)右脚に体重をかけて立っている事がほとんどだそうです。
・座位の時、(無意識的に)ほとんど右脚を上にして足を組んで座っているそうです。
・大腿の周径(膝蓋骨10cm上)は左大腿が40cmで、右同部は42cmでした。
・過去2年間に3度の人間ドックをされていますが、ほぼ正常だそうです。ただ、血圧は妊娠中からやや高めで(妊娠中毒症になりかけていたそうです)、今は142/90mmgだそうです(☚現段階で特段の治療はされていません)。やや貧血気味で1秒率が87%だそうです。1秒量は正常だそうです。眼圧は3回とも左右とも12mmHgだそうです。
・ステロイド剤の使用歴はありません。
・心音や呼吸音に特段の所見はありませんでした。
・胸部-腹部の血管雑音はありませんでした。
・腹部聴診上、グル音は弱く聴取できました。
・便秘と下痢が数日単位で交互に繰り返されるそうです。
・月経周期は26-7日で、生理痛は中くらいだそうです。
 
➂ 治療目標と整体治療
    
⑴ 右-下前腸骨棘の緊張(骨端症の可能性)を解消する
・右側の大腿直筋とハムストリングスへの推拿(圧法)
 
④ 経過と結果・・・
・2診目来院時、「やはり、まだ(股関節付近の)痛みはあります」と仰っていました。
・3診目来院時、「少しましになった気がします」と仰っていました。
・4診目来院時、「ほとんど気にならないくらいになっています右の下前」と仰っていました。
・5診目来院時、前回受診時より股関節痛は一度も生じずに安定し、下垂していた右ASISが上方に矯正されて下前腸骨棘部の圧痛も大幅に軽減されていたので、とりあえず今回の治療を終了し、様子を見ていただくことにしました。
 
⑤  今回の症例の概説、、、
・今回のNさんの股関節(付近)の痛みは、正確には股関節ではなく、骨盤の一部(おそらく下前腸骨棘)の牽引型タイプの骨端症的な所見では(下記注1参照)、と推定しました。下前腸骨棘は大腿直筋が起始している部位ですから、大腿直筋の過使用で同棘が慢性的に刺激され、それにより同棘の牽引型骨端症を呈しやすい部位だからです。それはNさんの病歴にある「右脚に体重をかけるクセ」、「右脚を上にして脚を組むクセ」「右大腿周径の方が左大腿周径より2cm太い」「右大腿直筋・ハムストリング筋の緊張」などからも推定できると思います。
・ただ、同棘は股関節部に近接しているので、感覚的に「股関節が痛い」と勘違いしてしまうケースは少なくないと思われます。今回のNさんについてもこのケースが疑われましたので、

⑴ 右-下前腸骨棘の緊張(骨端症の可能性)を解消する
・右側の大腿直筋とハムストリングスへの推拿(圧法)
の治療方針-整体テクニックで治療を進めることにしました。それで著効を示したので、上記仮説で概ね妥当であったのでは、と思います。
 
注1) 骨端症
血栓や血管狭窄-閉塞などによる血流障害や、繰り返される微小な外力などにより骨軟骨が阻血性壊死に陥る事で軟骨下に骨壊死が生じ、その結果骨軟骨が圧潰したり離断していく病態。以下の三つの態様がある。
❶…圧潰型
  縦方向の外力が関節に加わる事により生じ、最終的には圧潰骨折をきたす、脊椎などに好発する骨端症。
❷…剪断型
  水平方向の外力が加わる事に炎症が生じ、最終的には骨軟骨が離断していく、膝関節などに好発する骨端症。
➌…牽引型
  筋肉-腱の付着する骨端に修復力を超えた繰り返しの外力が加わる事で、「骨端の過敏性亢進⇒同部の炎症⇒同部の骨膜肥厚⇒同部の骨増殖」といった一連の過程で進行していく骨端症。
 

 

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