「右手が腫れての指が”カクン”となります」の整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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「右手が腫れての指が”カクン”となります」の整体治療
患者Rさん=13才-女性/中学生の症例

 

① Rさんの病歴・・・
4月に中学に入学した患者Rさんは、軟式テニス部に入部したそうです。それからほぼ毎日テニスの練習-筋トレなどをされていましたが、2か月経った5月の末頃から右手指(主に第1指、3指)がスムーズに屈伸できず、「カクン(☚弾発現象)」となるそうです(左手に症状は出ていません)。痛みはそれほど強くないそうです。それに加えて右手指が左手指より一回り程腫脹してきだしたそうです。近医で診て頂いたそうですが「骨には異常が無い」との事で、湿布薬の処方で様子を見る事になったそうです。しかし、改善傾向にならず未だに右手指の腫脹が続いているので、今回の来院となりました。

 

② Rさんの診察
・Rさんは元来健康で、今まで、特段の既往歴は無いそうです。血液検査などをした経験は無いそうです。来院時の発熱・微熱もありませんでした。
・視診上、手指の発赤・熱感や紫斑はなくほぼ健康的な色調で、嚢胞や爪の変形もありませんでした。腱の肥厚もありませんでした。右の手指以外の関節に疼痛や腫脹はありませんでした。
・頚部、鎖骨部のリンパ節腫脹はありませんでした。
・頚部-上腕部に特段の所見はありませんでした。
・右手指以外の関節に他の症状はありませんでした。
・手腕のしびれ感は無く、神経学検査で異常はありませんでした。
・手腕の筋肉群の徒手筋力検査で異常はありませんでした。ごく軽度の指の他動伸展での疼痛誘発がありました。
・手指の巧緻運動障害はありませんでした。
・左右橈骨動脈-尺骨動脈の特段の左右差はありませんでした。
・触診上、右MP関節の軽度の握雪感がありました。また、右手掌-手背の緊張と圧痛がありました。特段の冷感はありませんでした。
・右前腕前面の腫脹と圧痛がありました。
・手根部と尺骨神経溝のチネルサインは陰性でした。

 

③ 治療目標と整体治療
     ⑴ 前腕骨間膜の緊張を取り圧力を解放して手・前腕深部静脈の静脈還流を回復させる
        (深部静脈例…深掌側静脈弓、掌側中手静脈、前骨間静脈、後骨間静脈など)
  
   ⑵ 手掌腱膜-腱鞘の緊張を緩和し腱の走行を円滑にする
・前腕屈筋群-伸筋群および虫様筋-骨間筋-母指/小指球筋の推拿(圧法、揺法)
・前腕屈筋群-伸筋群および虫様筋-骨間筋-母指/小指球筋の筋肉ポンプ

 

④ 経過と結果・・・
・初診治療後、右手指の腫れがほとんど消失して改善されていました。右第1指-3指もスムーズに動かせるようになっていました。
・テニスを続けるかぎり、将来的に再発する可能性がある事を説明の上、再発傾向に至る前後には予防的に同様の治療を受けることを勧め、整体治療を終了しました。

 

⑤  今回の症例の概説、、、
・今回のRさんの右手指の腫脹と指の弾発現象が初診で改善したのは、やはりRさん自身が13才と若いこともありますが、テニスを始めて2か月ほどのごく初期に治療を開始した事が重要なポイントだと思います。

 

・ところで今回の症状の原因は上記②「Rさんの診察」から、主に前腕屈筋-伸筋群の疲労-腫脹によって前後骨間膜コンパートメントの内圧上昇が前腕深部の静脈群の絞扼を促し、それによる血流障害が生じて静脈血が手指にうっ血した結果右手指が腫脹しているのでは、と思われます(☚軽度のコンパートメント症候群の可能性?)。また、右指の弾発現象は手指のオーバーユーズによる腱鞘炎的機序と言うよりは、上記うっ血と腱周囲の筋肉群の腫脹による腱の絞扼-摩擦増加が要因だと思います。

 

・従って、前腕深部に対する推拿(圧法)や筋肉ポンプによって腫脹した筋肉群の疲労と緊張を緩和する事でその腫脹が解消していき、その結果静脈還流が改善して手背のうっ血-手指の腫脹が取れていったもの、と考えます。また、指の弾発現象については、手指のうっ血が解消していったことと、骨間筋や虫様筋などの治療でその腫脹が改善された結果、腱の走行がスムーズになって弾発現象が解消したのでは、と考えます。

 

・ところで一般的にこれらの症状が出ても、当院に来院される多くの方は突っ込んだ治療をする事無くそのまま我慢して放置するか、あるいは湿布薬や単純なストレッチやマッサージ等で済ませるケースが多いように感じます。しかしこれらが不十分になると上記推定原因が長期化して慢性化-退行変性し、その時になって治療を開始しても「時すでに遅し」でなかなか改善せず、治癒まで相当期間かかるように思います。

 

・しかし今回は先述の様に、テニス部入部後わずか2か月後に受診できたので、極めて早期に突っ込んだ整体治療をする事が、早期改善につながった第一要因だと思います。

 

・今回の様に、中学生くらいになると相当厳しいトレーニングが課せられますから、深部の筋肉群も相当ダメージが蓄積していく事が容易に想像できます。ですから表面的な筋肉の治療だけでは、深部の筋肉腫脹によって障害された奥底を流れる静脈還流を改善することは難しいものです。

 

・「早期治療は早期に治癒する」
今回のRさんのケースはそれを改めて教えてくれるケースでした。
当たり前の事ですが、しかしなかなか当たり前には行かないのが現実のようです。

 

・今や日本でのスポーツも国際化し、多くの若者が色々なスポーツで世界的に活躍しています。プロの選手でなくアマチュアで楽しんでいる方々も無数におられます。しかし数々の有名選手やスポーツ愛好家の方々が「ケガ」によって引退したり選手生命が短くなったり、あるいはその好きなスポーツをあきらめるなど、悲しいケースを耳にする事が増えています。今後少しでもこの様な悲しい事態を少なくするために、これからの子供たちには出来るだけ早期から突っ込んだ治療をして頂ける機会を作る、微力ではあっても、少しずつでも啓蒙していきたいな、と思わされる今回の症例でした。

 

 

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