背中が痛くなる生理痛と整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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背中が痛くなる生理痛と整体治療
患者Kさん=38才-女性の症例

 

① Kさんの病歴・・・
患者Kさんは、10代から生理痛がきつかったそうですが、それは主に下腹部を中心とした痛みだったそうです。生理痛自体は婦人科でピルを中心とした治療をされていて、ピル服用中は軽減されますが服用を中止すると生理痛がまた再開されることの繰り返しだったそうです。ところが最近になって生理時に背中も痛くなるようになったそうです。副作用が出る事もあるので数年前から婦人科でのピル服用は中断されていましたから、この間は漢方・鍼灸治療や整体治療を受けられていましたが、改善しなかったそうです。

 

② Kさんの診察
・血圧は120/80mmHgだそうです。
・数年前の婦人科での検査では、「子宮筋腫や内膜症などは無い」と言われていたそうです。また基礎体温は低温期-高温期の差は無く、無排卵月経を指摘されていたそうです。さらに、10数年前に一度「高プロラクチン血症」の指摘を受けた事があるそうです。しかしその間も無月経ではなく毎月月経があったそうです。射乳もなかったそうです。さらに血液検査等で肝臓異常・他の指摘を受けた事は無いそうです。
・月経周期は31日で月経期間は6-7日だそうです。
・時折微量の不正出血があるそうですが、婦人科での検診では「器質的-病理的な異常によるものでなく、機能的なもので心配ない」と言われていたそうです。
・軽度の中間痛(排卵痛)が時折あるそうで、吐き気を伴う事が多いそうです。
・緊張していない時は普通の排尿量-排尿間隔だそうですが、神経的に緊張すると尿量が増え、ビックリするほど大量に排尿するそうです。また、それが数回も連続して大量排尿するそうです。これは20代から今にも続くそうです。排尿痛は無く、膀胱炎の既往は無いそうです。膿尿、血尿の類いも無いそうです。
・背中痛の位置はT10の水平線ラインにあり、同部に中等度の緊張と圧痛がありました。
・胃痛や腹痛はほとんど感じないそうで、食欲も普通だそうです。また、ゲップや下痢などもなく排便は毎日あるそうです。しかし腹部膨満があり、かなり緊満状態でした。排ガスは多いそうです。
・呼吸器疾患の既往も特になく、呼吸困難・咳・喘息・痰も特に無いそうです。
・腹部聴診上、血管雑音はありませんでした。グル音は比較的弱く聴取出来ました。
・腹部打診上、全般的に鼓音と濁音が混じっている状態でした(比較的濁音)。
・腹部触診上、腫瘤感や肝脾腫はありませんでしたが肝叩打痛があり、右季肋部-R7領域のほぼ水平線的に著名な緊張と圧痛がありました。また腹部全般的にかなり緊満状態で、特に恥骨中央部直上と同部から臍にかけて緊張したひも状の索状物を触診でき、それは右季肋部まで伸びていました。

 

③ 治療目標と整体治療
     ⑴ 残留便(腸内細菌)を排出し腹部緊満状態を改善する
     ⑵ 横隔膜(腹膜-心膜)の緊張を解放する
     ⑶ 膀胱の疲労-緊張を緩和する
     ⑷ 正中臍策~肝円索~肝鎌状間膜~横隔膜の緊張状態を緩和する

・消化管平滑筋テクニック
・横隔膜解放テクニック
・膀胱平滑筋テクニック
・正中臍索緩和テクニック (肝円索開放も含む)
・肝臓の内臓整体

 

④ 経過と結果・・・
・初診時、膀胱の施術中にかなり膀胱に痛みがあったようですが、数分後にはその痛みはほぼ解消していました。
・初診から3診後に月経があり、その時のKさんの報告は「下腹部痛だけでなく背中の痛みもほとんど感じませんでした。」と仰っていました。下腹部の緊満状態と正中臍索-肝円策の緊張-圧痛、あるいは肝叩打痛と右R7ライン、背中T10ラインの緊張-圧痛も半減していました。
・2度目の月経発来後の6診目、上記所見はほぼ全て解消していましたので、一応の治療終了としました。

 

⑤  今回の症例の概説、、、
・今回のKさんの症例の特徴は、やはり”月経時の背中痛”だと思います。背中痛は単なる筋肉疲労もあれば、脊椎のサブラクセーションやいつの間にか骨折、あるいは動脈瘤、胃・食道・腸・腎・心・膵臓疾患・・・等、様々な原因が考えられます。しかしMさんに限っては月経に随伴している背中痛なので(逆に言えば月経時以外に背中痛は認められないので)、上記サブラクセーション云々についての優先順位は後方になり(☚但し鑑別診察は別)、やはり月経に関連した病理的-解剖生理的原因から診ていくのが順当だと思われます。


・そこで解剖学的特徴として最初に予想できるものが「正中臍索-肝円策-肝鎌状間膜-横隔膜(腹膜)」のラインだと思われます。これらは腹膜の一部ですから離断することなく連続しているので、このラインに緊張があれば正中臍索の起始部である恥骨上部の異常が回り回って横隔膜停止部のT10ラインに疼痛となって生じる、ことは容易に予想できます。


・そこで正中臍索の緊張原因ですが、膀胱炎などの病理的異常の既往は無くとも、神経的(体質的?)に膀胱が緊満状態に至る状況が10年以上も常態化している事から「膀胱平滑筋の疲労-緊張がピークに達しているのでは、それが正中臍索の緊張の原因になっているのでは」、と推定できます。
・婦人科検診で「子宮内膜症の既往は無い」との事でしたが、月経血の腹腔への逆流現象・排卵時の卵胞液の腹腔内への露出(☚Kさんは排卵痛がありました)、あるいはSTDを含む雑菌の腹腔内侵入現象は成人女性では普通に見られることから、「肝叩打痛」や「右季肋部-R7領域のほぼ水平線的に著名な緊張と圧痛」は「これらが複合して生じている」とも考える事も可能です。


・以上の解剖生理学的観点から、月経時の子宮筋のスパズムなどが発信源となり、子宮スパズム➡緊張した膀胱➡緊張した正中臍索(肝炎策・肝鎌状間膜・左右三角間膜)➡横隔膜腹膜へと緊張が波及して、月経時に背中痛が生じていたのでは、と考えます。従ってそれらの解剖的組織の緊張を解放する各整体テクニックが奏効を得たのでは、と推定します。

 

 

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