右股関節のつけ根(右鼠径部)の痛みの整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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右股関節のつけ根(右鼠径部)の痛みの整体治療
患者Rさん=33才-女性/接客業の症例

 

① Kさんの病歴・・・
患者Kさんは、数日前から右股関節のつけ根(右の鼠径部)付近に痛みを感じるようになったそうです。転倒などの外傷体験も無く、気が付いたら違和感が生じていて、次第に痛み出してきたそうです。Kさんは別件の治療で来院されていましたが、この股関節つけ根の痛みも治療する事になりました。

 

② Kさんの診察
・この件で病院は受診されていません。しかし今までの病院での検診で、特段の異常を指摘されたことは無いそうです(ここ1-2年は検査を受けていないそうです)。
・喫煙習慣は無いそうですが、酒量は多いそうです。ゴルフ・腹筋運動など、スポーツはしていないそうです。
・跛行はありませんでした。下肢の痺れ感-感覚障害やだるさ-筋力低下は無いそうです。
・怒張三徴や顔・足の浮腫はありませんでした。発熱もありませんでした。
・幼児期から思春期にかけて、股関節周囲の障害の経験は無いそうです。特段のスポーツ歴も無いそうです。
・1-2年前に比べて体重が10kg近く増えたそうです。
・ここ半年は便秘傾向で、体重増加のこともあり、腹部膨満傾向でした。
・腹部聴診上、血管雑音はありませんでした。グル音は弱く聴取出来ました。
・腹部打診上、全般的に濁音が聴取されましたが、右下腹部から右側腹部~右季肋部にかけて鼓音が聴取されました。肝脾腫はありませんでしたが、軽度の肝叩打痛がありました。
・腹部触診上、全体的に膨満傾向でした。腫瘤感や抵抗感はありませんでしたが、回盲部から左季肋部にかけて緊張と圧痛がありました。特に十二指腸空腸曲は軽度の腫脹感がありました。また、右鼠径部内側(子宮円索?)に著明な緊張と圧痛があり、同部から恥骨上部~正中臍索~肝円策~肝鎌状間膜のラインにかけて緊張と圧痛が続いていました。右季肋部の腹壁が緊張して張っていました(反とう痛はありませんでした)。そのせいか、肝臓の触診所見はハッキリと確認できませんでした。さらにR2~R4胸骨右縁の縦のラインも緊張と圧痛がありました。
・アンビルテスト、トーマステストに異常はありませんでした。股関節の可動域も正常範囲で、それらよる痛みの誘発もありませんでした。
・鼠径リンパ節、腋窩リンパ節、頚部リンパ節に腫脹はありませんでした。
・排尿痛、排尿障害、(肉眼)血尿、不正性器出血は無いそうです。

 

③ 治療目標と整体治療
     ⑴ 回盲部から腸間膜根-十二指腸空腸曲-横隔膜の緊張を緩和する
     ⑵ 子宮円索から正中臍索-肝円策-肝鎌状間膜-横隔膜筋膜の緊張を緩和し、右季肋部腹壁の張りを緩和する
     ⑶ R2-R4胸骨右縁-心膜-横隔膜筋膜の緊張を緩和する

・平滑筋テクニック (回盲部、腸間膜根、十二指腸空腸曲、十二指腸急部-下行部、子宮円索)
・正中臍索-肝円策-肝鎌状間膜解放テクニック
・横隔膜解放テクニック
・心膜解放テクニック
・縦隔解放テクニック

 

④ 経過と結果・・・
・初診直後、右股関節のつけ根の痛みはほぼ解消していました。
・2診目来院時、同部の痛みの再発は無かったそうですので、初診と同じ治療を施術し、念のため専門医の受診を勧めて一応の治療終了としました。

 

⑤  今回の症例の概説、、、
・今回のKさんの症例は、その触診所見から「鼠径靭帯の内側部」に限局していました。ですから股関節そのものの障害の可能性は低い、と当初から想定できました。ただ、その痛む部位が「鼠径靭帯の内側部」であれば、「どこの何という組織がどの様な原因で傷んでいるのか」、それがハッキリとしませんでした。
・例えば、「生殖泌尿器や下肢の炎症-腫瘍によるリンパ節腫脹」や「腸骨下腹神経の絞扼神経障害」など、色々と鑑別する必要がありました。ただ、元々別件で来院されていた今回のKさんに関しては「鼠径靭帯の内側部」に障害を生じやすいルートをあらかじめ診察して確認していました。つまり「鼠径靭帯の内側部」イコール「子宮円索の停止部」では、と推定して診ていく事にしたのです。そしてそのルートとは下記に示す「鼠径靭帯の内側部=子宮円索から心膜方面」に関する腹膜-胸膜のルートです。
・それは「右子宮円索-正中臍索-肝円索-肝鎌状間膜-左右三角間膜-横隔膜筋膜-心膜-大動脈・上大静脈基部(縦隔右方)」です。これらは「腹膜のヒダ」として連結しています。従って、これらの下方への緊張は最終的に「子宮円索」に集約され、同部、つまり「股関節つけ根の痛み」として感じる可能性がある、と考えました。
・それに「回盲部-腸間膜根-十二指腸空腸曲(トレイツ筋)-右横隔膜脚-横隔膜筋膜」のルートの緊張も加担されているかもしれません。これらの緊張が子宮円索、つまり股関節つけ根付近の痛みとして生じていたのでは、と考えました。
従って、上記③に掲げる、各組織の緊張を緩和する整体テクニック群が奏効したものと考えます。
・しかしKさんは女性である事から、その婦人科臓器の解剖学的特徴により、炎症的な刺激が外陰部からリンパ行性に子宮円索に伝播していた可能性も推定されます。また、子宮底部-体部からのリンパ管は、一部子宮円索性に鼠径リンパ節に連絡しているので、子宮体部に関する詳細な診察の必要性も無視できません。あらかじめ、整体師レベルで出来る鑑別診察をしているつもりですが、念のため、治療終了時に精査を受けるように勧めて終了としました。

 

 

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