或る大学教授の話-revised

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話の主役はMr. Joseph E. Harvey。
留学していた大学のEnglish-Compositionのクラスの先生で、
歳は50前後だろうか。
ニューヨーク出身で東部訛りがありりっぱなヒゲを持った
"いかにも"な先生だ。



この人、話すことが大好きでいつも一人で喋っていた。



ある日の話では、
車を乗っていたら、取締り中の警官に停められた。
その瞬間、彼はシートベルトをしていなかった事に気がついた。
とっさにシートベルトをして、その後すぐしたことは
キリストのネックレスとわざと見えるようにシャツから出したのだ。



警官は彼にシートベルトをしていなかっただろうと聞く。
彼はしていたさーと返す。
その首にはキリストが輝く。



それを見た警官は難しい顔をしつつも
その場から去っていったという。



まぁ、かなり保守的な場所での出来事ではあろうが・・・。



僕が話したかった事はこれではない。
次の話である。



彼は若い頃、お金を稼ぐために
年末の忙しい時期に募集していた
郵便局でアルバイトをしていた。
場所はニューヨーク。



彼は毎日膨大な量の
holiday greetingsを綴った手紙を
仕分けしていた。



そして彼はある一枚の葉書とであった。



そこにはこう書かれていた。



"Dear Mr. Bob Dylan
Merry Christmas....
from J.L and Y.L"



そう、それはボブディランに送られた葉書で
送り主はジョンレノンとオノヨーコだったのだ。



そして彼は僕たちにこう言った。



「その年、ボブディランは
その葉書を受け取ることはなかった。」