先日、イーストコーストからのお客様を持て成す宴を催すとの事で、またまたシェフから御声が掛かった。
メインの料理はブイヤベースと聞き即答参戦!
さて当日、6時開宴10分前 まだシェフはキッチンに付きっ切り.
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僕は暖炉に火を入れて、鶴の間にテーブルのセッティング.
. . 本日。奥の亀の間はお休み。
「今日はメインディッシュが二つになる。」と、シェフがソースにワインを入れ詰め始めた。
幸いゲストが少々遅れるとの事で滞りなくビールでスタート!
先ずは、炒り銀杏、男前豆腐二種、ホームメイドの漬け物たちをあてに、山形の初孫、福島の剣を備前の酒器にてわびさびてゆっくりと.
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白アスパラ、角煮、シャブシャブ風シルキー豚の胡麻だれかけ三つ葉のせ。
シルキー豚って食べた事ありますか? やば美味です!
今回は、アワビ(とこぶし)まで入るという変則技! ロブスターやでっかい鯛の頭数匹からにじみ出たスープはサフランと相まって危険なほどに五感を刺激するのデース!
五種類のハーブをミックスしたオイルとアイオリをたっぷり入れてバゲットと一緒に召し上がれ! 今回のブイヤベースは特筆するにやぶさかでない最高の仕上がりでした。
「もう食べられない. . .」と言いつつ全員が手を出てしまったメインディッシュⅡ
【鶏とキノコの濃厚ワインソース、セルフィーユのせ】
このソース、物凄いコクで味わい深いのに少しも重く無くむしろ軽い。スターチで延ばした様なへなちょこソースとは訳が違いますデース!
ボルドー左岸、右岸から1997年物を一本ずつ用意したのですが、右岸サンテミリオン地区のボーセジュールがお疲れ様でした。残念!
保険代わりの左岸ぺサック・レオニャン地区のド・ フューザル、おもいのほか美味しかったです。ボルドーの底力です。
この時点で全員がお腹を抱えて動けなくなりました. . .
デザートは餅クリームフェスタ 出来合いのものですが、うっ、美味い. . .
二十二年物の梅酒も用意したのですが、そこまで届かず.
. . 次回のお楽しみです。
次はいつかな. . .