みなさんお元気ですか？ 「広島のガキおやじ くまもん」です！
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2019年5月23日（木）～FUN FAN MUSIC!～
「スクール・ガール」（C-C-B）
なつかし楽曲紹介の「FUN FAN MUSIC!」
本日はC-C-Bの「スクール・ガール」をお送りします。
【C-C-Bをご紹介・・・】
「FUN FAN TODAY!」の読者のメインターゲットの年代にとってはなつかしのC-C-B
C-C-B・・・正式名称は「ココナッツ・ボーイズ」（COCONUT BOYS）であります。
1982年結成⇒1983年デビュー、デビュー当初は「和製ビーチボーイズ」として、夏らしいグループサウンズの再来を思わせる曲をリリース
メンバーは
渡辺英樹（リーダー、ヴォーカル、ベース）、笠浩二（ヴォーカル、ドラムス）、関口誠人（ヴォーカル、ギター）
米川英之（ギター、ヴォーカル）、田口智治（キーボード）の5人
ブレイクのきっかけとなったのは、1985年1月25日発売の3枚目のシングル「Romanticが止まらない」
TBS系列のテレビドラマ「毎度おさわがせします」の主題歌に起用され大ヒットしました。
メンバーのヘアースタイル・カラーリングや衣装がとても派手で「アイドル」のような感じでした。
また笠さんのドラムセットが「シモンズの電子ドラム」と斬新でした。（同じ時期にアルフィーの坂崎幸之助さんもシモンドラム叩いてましたね・・・。）そしてヘッドセットマイクを付けてドラムを叩きながら歌う。神業であります。
【「スクール・ガール」に関するエピソード】
「Romanticが止まらない」で一躍人気グループとなったC-C-B
次の4枚目のシングルが「スクール・ガール」であります。
リード・ヴォーカルは前作と同じ笠さん。
おなじみ松本隆さんの歌詞。突然不良化した憧れの女の子の様子を歌詞にしてます。
作曲は大御所職人作曲家・筒美京平さん。
出だしの「GOOD－BYE I LOVE YOU～」のファルセットで始まるイントロが象徴的であります。
今回は1985年5月放映の「夜のヒットスタジオDELUXE」（フジテレビ）の映像をご紹介します。
そういえば・・・「ヒットスタジオ」をいつも観てて思うのですが、バンド（バックバンド含む）での出演の際必ずドラムスが妙な位置に来ており、カメラで映る機会が少ないことが気になりました。
C-C-Bの場合は笠さんがメインヴォーカルだったのでキーボードの田口さんが端の方にセットが組んであり、あまり映らなかった状態でした。
【「スクール・ガール」からその後・・・】
●懸念されていた「一発屋」の心配を吹き飛ばし続けてヒット
「スクール・ガール」の次の5枚目は「Lucky Chanceをもう一度」
こちらは渡辺さんと笠さんのツインヴォーカル、合間のラップは関口さんによるもの。
渡辺さんのベースを持つ位置がほかのベーシストよりちょっと高い位置が特徴であります。ベースはヤマハのMOTION－BのC-C-Bモデルであります。
6枚目は「空想Kiss」こちらも渡辺さんと笠さんのツインヴォーカル、「毎度おさわがせします２」の主題歌に起用、リリースされたシングルは次々ヒット・・・。
チェッカーズやアルフィーのようにメンバーが交替でリードヴォーカルが取れること、関口さんをメインにメンバーの自作曲が増えて、バンドのカラーを強くした歴史もあります。楽器の演奏テクニックも高いです。
●1987年春、関口さんが脱退しソロ活動へ・・・1989年の解散まで4人C-C-Bでの活動を継続しました。
4人C-C-Bになっての最初のシングル
「２ Much,I Love U.」（1987年6月3日発売）
松本隆：作詞 筒美京平：作曲 大谷和夫 C-C-B：編曲
ご紹介の映像は1987年のTBS「ロッテ歌のアルバムNOW」の出演時の様子であります。
笠さんのメインヴォーカル、GSっぽい感じの曲で間奏の米川さんのギターソロが結構ハードな感じです。
C-C-Bは1989年解散しましたが各自ソロ活動の傍ら、何度か復活しております。
笠さんは現在、熊本県の南阿蘇村在住で音楽活動をおこなってます。「あの人は今？」でよく紹介されるメンバーであります。
米川さんは解散後ソロシンガーとしても活躍、
関口さんはC-C-B脱退後ですが私の母校の大学の学園祭でライヴを行ないました。また俳優・小説執筆など多彩なジャンルで活躍
田口さんはちょっと残念な出来事があったようで・・・。
リーダーの渡辺さんは2015年に帰らぬ人となりました。
５人C-C-Bの復活は不可能ですが、田口さんが立ち直って残るみんなで集結してほしいですね・・・。
本日はC-C-Bについてご紹介しました。
本日も最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございます。
