みなさんお元気ですか? 「広島のガキおやじ くまもん」です!

「FUN FAN TODAY!」のお時間となりました。

本日もいつものようにおつきあいよろしくお願いします。

 

2019年5月11日(土)~帰ってきた「FUN FAN TV!」

「ルパン三世」(第2シリーズ)

本日は久しぶりに「FUN FAN TV!」でいきましょう・・・。

今回のお題は「ルパン三世」(第2シリーズ)です。

「ルパン三世」の原作者、モンキー・パンチさんが4月11日に帰らぬ人となりました。(81歳)

昭和期の「ルパン三世」のTVシリーズといえば・・・(一貫して日本テレビ系列で放映)

第1シリーズ:1971年10月24日~1972年3月26日放映(全23回)(東京ムービー・読売テレビ制作)

 ルパンのジャケットが「青緑色」の第1シリーズ

 音楽は山下毅雄さんが担当、劇中の音楽はヴォーカルもの・スキャットもの多く、ブルースっぽいのが特徴

 最初は大人向けに作られていたものの、路線変更して低年齢層をターゲットに。半年で番組終了。

第2シリーズ:1977年10月3日~1980年10月6日放映(全155回)(東京ムービー新社・NTV制作)

 「ルパン三世」の認知度を上げたTVシリーズ

 ルパンのジャケットは「赤色」に変更

 ルパン三世(山田康雄)、次元大介(小林清志)、石川五右衛門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)のカルテットに、銭形警部(納谷悟朗)が加わって5人を中心にストーリーが進行。(第1シリーズと違って、毎回レギュラーが勢ぞろい)

 音楽は大野雄二さん。ジャズをベースにファンク調・ディスコ・フュージョン調の楽曲が登場。

 やはりルパンの音楽は大野雄二さんがしっくりきます。

PARTⅢ:1984年3月3日~1985年9月28日放映(全49回)(東京ムービー新社・読売テレビ制作)

 ルパンのジャケットが「ピンク」に変更。

 音楽は大野雄二さん。3年間続いた「第2シリーズ」の音楽から一新

 理由としては「第2シリーズ」の音楽の版権はNTVM(日本テレビ音楽出版)が持っており、利用できなかったため。

 読売テレビ側からは「第2シリーズ」と違ったルパンを作ってほしいと東京ムービー側へ依頼したエピソードがあります。

3作見比べてみて、作風の違い等がわかります。

 

【今回は「第2シリーズ」をスポットに・・・】

「ルパン三世」・第2シリーズの第1話は、第1シリーズの最終回にルパンたちが日本国外に逃亡して5年の歳月がたちその続編でスタートしました。サブタイトル「ルパン三世颯爽登場」

第2シリーズの制作にあたって、日本テレビから以下の意向が示されました。

①前作の続編ではなく、新作品と思って制作すること。

②主要メンバー5人は毎回レギュラー出演すること

③石川五右衛門と峰不二子の声優を変更すること

④音楽と主題歌を変更すること

3年間にわたるロングランの放映でハードボイルド調の作品からコメディ調の作品まで多彩に放映、ヒロインの峰不二子が肉感たっぷりのグラマラスなビキニの水着姿を比較的多く披露してます。

私自身20代の終わりごろですが「パチンコのルパン三世」にはまってました。

★CM前・CM明けのおなじみ映像

ドラムのフィルインと女性ヴォーカルで(CM前)「ルパンザ・サード!あれっ!」(CM明け)「ルパンザ・サード!ド~ン」

それでは第1話をじっくりとどうぞ・・・

(リンク切れでしたらすみません・・・。)

【第2シリーズの音楽】

ジャズピアニストで作曲家の大野雄二さんが一貫して担当、「ルパンの音楽=大野雄二」のイメージ付けが成功。

●オープニング・テーマ(基本的にメロディは同じ、ヴォーカル入りや様々なアレンジで登場)

①「ルパン三世のテーマ」(1977年)(1~26話)

 大野雄二:作曲・編曲 ユー&エクスプロージョンバンド:演奏

②「ルパン三世のテーマ」(ヴォーカル・ヴァージョン)(1978年)(27~51話)

 千家和也:作詞、大野雄二:作曲・編曲 ピート・マック・ジュニア:歌

③「ルパン三世’79」(1979年)(52~103話)

 大野雄二:作曲・編曲 ユー&エクスプロージョンバンド:演奏

④「ルパン三世’80」(1980年)(104~155話最終回)

 大野雄二:作曲・編曲 ユー&エクスプロージョンバンド:演奏

●エンディング・テーマ

①「ルパン三世 愛のテーマ」(1977年)(1~26話)

 大野雄二:作曲・編曲 ユー&エクスプロージョンバンド:演奏

②「ルパン三世 愛のテーマ」(ヴォーカル・ヴァージョン)(1978年)(27~51話)

  千家和也:作詞、大野雄二:作曲・編曲、水木一郎:歌

③「ラヴ・スコール」(1979年)(52~103話)

  槇小奈帆:作詞 大野雄二:作曲・編曲 サンドラ・ホーン:歌

④「ラヴ・イズ・エヴリシング」(1980年)(104~155話最終回)

 奈良橋陽子:作詞 大野雄二:作曲・編曲 木村昇:歌

【参考までに・・・東京ムービーのアニメがたくさん楽しめます】

現在「YOUTUBE」等で東京ムービー制作のアニメがたくさん楽しめます。

東京ムービー(略称:TMS)は設立して55年となります。記念しての上映となります。

55周年の長い歴史ですが、「東京ムービー」の会社も変遷しております。

1964年に東京ムービー設立

1976年に東京ムービー新社に(略称:ローマ字の頭文字をとってTMS)

1993年に法人としての東京ムービーは消滅、セガ・グループに合流、名古屋のキョクイチに吸収合併

  (TVでのクレジット表示は「キョクイチ東京ムービー」

2000年にキョクイチは(株)トムス・エンタテインメントに商号変更(略称はTMS)

 「東京ムービー」表記のクレジットも消滅

★おもな作品

東京ムービー(旧社)時代:「ルパン三世」(第1シリーズ)「天才バカボン」「元祖・天才バカボン」「ど根性ガエル」「はじめ人間ギャートルズ」

                 「巨人の星」「侍ジャイアンツ」「アタックNO.1」

東京ムービー新社時代:「新・巨人の星」「ルパン三世」(第2シリーズ・PARTⅢ)「じゃりン子チエ」「あしたのジョー2」「新・ど根性ガエル」「新・エースをねらえ」「キャッツ・アイ」「それいけ!アンパンマン」

キョクイチ東京ムービー時代:「名探偵コナン」(現在も放送中)

トムス・エンタテイメント以降:「とっとこハム太郎」

 

本日は久しぶりに「FUN FAN TV!」をお送りしました。

本日も最後までおつきあいいただきまして誠にありがとうございます。

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