【哲仁王后】アドリブ&カット集【7話】 | OLがけっぷち日記

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このままじゃ、まずいよね?

『哲仁王后』のアドリブ部分やカットされたシーンをまとめています!

 

スクリプトブックに、ト書きしかない部分や厳密に本人から出たアドリブではなさそうな部分も、このブログでは便宜上「アドリブ」として紹介しています。なので、これらが俳優だけの功績という訳ではない、というところはご留意ください。また、カットや変更が多いので、全部は拾いませんので、あしからず。


実は、7話はアドリブは少ないものの、カットシーンも多く、台本にあるシーンも順番の入れ替えがとても多い回でした。7話に入っている実家で目覚めるソボンのシーンなどは実は8話に掲載されているほどなので、確認作業がめちゃくちゃ大変でした…😂


さて、ここから先はもはやネタバレしかないので、ご注意ください!

 

なお、以下のルールで色分けしていきます。

青字:カットシーン

赤字:アドリブ


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【7話】

(1)動揺するチェ尚宮


「どう考えても私の小言は全て媽媽の為に言う…」と水刺間に入ってきて倒れたソボンを見たチェ尚宮。「二度と小言は言いませんから目を覚ましてください、媽媽!」の後の「どうにかしてください!あぁぁ!」と嘆く様子と、哲宗が到着する直前の「一体、御医はいつ来るんです?!」はアドリブ。

(2)焦る哲宗

倒れたソボンを見て焦る哲宗。御医に言った「急ぐのだ!」「死ぬだと?!」がアドリブ。哲宗の心配と焦る気持ちがアドリブで際立ってました。

(3)ファジンの手紙の行方

チョ大妃が呪術を始める前に、右議政が来て話すシーンがカット。

ファジンが父親に上疏文の撤回を呼びかけるようにお願いする手紙を出したこと、早速父親が上疏文を辞めるよう家門を説得していること、ビョンインから取引を持ちかけられたことを話します。

永平君、ファジンから手紙を受け取った後、哲宗をガン詰めしてたし、ソボンが倒れた事で手紙も届けなかったのかと思ってたけど、届けてましたね!信用してなくて、ごめんね永平君🙇‍♀️←

(4)ハン室長の企み

刑事たちが枕元で事の経緯を話すシーンが一部カット。

ボンファンはハン室長と国務総理の勢力争いに巻き込まれたという話は本編でも流れましたが、具体的な話も。簡単にまとめると「ハン室長は自分の不正を国務総理に暴かれるのを避ける為に、中国交渉を台無しにようと釣り針を仕込んだ。結果、国務総理は釣り針事件の処理で忙しくて不正対応どころじゃない」という事のようです。

あとは、ヘジョンがお見舞いに来てくれたり、ハン室長の家柄の話ともありましたが、ハン室長の話は日本人としてはカットしてくれて全然オッケーっていう内容だったので割愛します。好きなドラマに反日表現があると心が…

(5)枕元の哲宗

枕元で看病する哲宗。「息をしてるのか?」(耳を近づける)のシーン「してるな」はアドリブ。その後、寝言を言うソボンをポンポンと寝かしつける動作もアドリブ。

(6)哲宗VSビョンイン

義禁府兵を率いるビョンインと哲宗が対峙するシーン。哲宗がビョンインに言う「私の女人(저 여인)は、もう君の可愛い従姉妹ではない。その安危はもちろん、幸福と不幸の責任を負うのは義禁府長、君ではなく私だということだ」

この超ど正論でカッコいいセリフ、台本では「この女人(이 여인)」なんですよ!このソヨンを巡るヒリヒリした場面であえて「私の」にするアドリブ、くぅ〜!痺れる〜!!

ちな、その前の刀を向ける義禁府兵たちに言う「私はこの国の王だ!」の前の「私が見えるか?」もアドリブ。

(7)ファジンと永平君

ソボンが倒れた翌朝、池のほとりでのファジンと永平君のカットシーン。これは放送中に本編未公開シーンとして公開されたこのシーン。

こちらから↓↓

永平君「明け方は空気が冷たいです」

ファジン「わたしがここにいるとどうしてわかったんですか?もしかして宮廷中探してくれたんですか?」

哀れなファジンの冗談に永平君、笑えない

ファジン「しきりに私が殿下の迷惑になるのではないだろうかと心配なのです」

永平君「中殿は毎度、慈駕様が困った時に危険に晒されますね」

ファジン「殿下は安松キム家が中殿媽媽の危機を利用しているとお考えでしょう」

永平君「…」

ファジン「状況はどうなりましたか?」

永平君「チョ大妃側は整理できたと言って、殿下は簡単に整理できるはずがないと警戒しています」

ファジン「そうなんですね。(池へ視線を移して)永平君にも逃れられない過去がありますか?」

永平君「はい…誰にでもあるでしょう」

ファジン「過去は何の力もないのに、なぜ皆過去に縛られて生きるのでしょうか?いつか過去から自由になる日が来るのでしょうか?」

永平君「私は期待していません」

ファジン「永平君が言いましたね。罪悪感は生き残った対価だと。永平君もその対価を払っているのですか?」

永平君「えぇ…」

ファジン「今まで殿下の苦痛だけを見ていたので、永平君の苦痛に気付けませんでした。永平君もやはり殿下と同じ試練に耐えた方なのに」

永平君「…」

ファジン「これまでご苦労なさいましたね。とても計り知れない苦痛の時間について、私に言える言葉がこれしかなくて申し訳ありません」

永平君「分かってくださるだけでも力になります」

ファジン「こんなに遅く知ったんですよ」

再び池を見つめるファジンの横顔を眺める永平君。


(8)毎度お馴染みキム・ファンカット


ホン別監に断られ、イ・センバンと妓生宿に繰り出したキム・ファンでしたが、またまたカットに!!


妓生宿に入ろうとするも、前回の払いがまだだとマダムに止められ、夜遊びしすぎて父親が怒って小遣いを取り上げられたから支払いはツケにしてくれとお願いするも入れてもらえず、馴染みの妓生にも相手にしてもらない…というシーンがカットされてました。


もはやカットといえば、キム・ファンという勢い!


(9)名医がこんなに?!


実家で目を覚ました後、名医の診察を立て続けに受けるソボン。

「あっちでは全然いない名医がこっちではこんなに溢れてるのかよ」は、現代に戻った際のボンファンのカットセリフ「俺は植物人間じゃない!あのヤブ医者じゃなく名医を連れてこい!」と繋がってました〜!


ドクターリーはヤブ医者!


(10)国舅の脅し


ビョンインと話した後、国舅がキム・ジャグンに脅しをかけに行くシーンがカットに。


〜導入部分略〜

国舅「この前の中殿廃位の上疏の話ですが…もう少し家門で積極的に出て欲しいと悔しさが残ってるんですが…」

ジャグン「上疏文は撤回されたから出る必要がない」

国舅「結果的にはそうでも、その過程が父親としては残念に思うのです。大監様もご存知でしょうが、私は…安松キム家で重責を担っているじゃないですか」

ジャグン「言いたいことは何だ?」

国舅「父として子供を守るためには何でもするという事です」

ジャグン「(ジロジロ見て)今、脅迫しているのか?」

国舅「脅迫なんて!わたしはそんな…」

ジャグン「君にも隠し武器が一つ位はあるようだな」

国舅「違います。絶対にそんなことはないですよ」

〜略〜


国舅は不正蓄財こそしてるけど、家門の長を脅してでも娘を守る気概を見せ、ソヨンを本当に愛してるんだな…と伝わるシーンでした。


(11)童蒙先習とファジン


哲宗の部屋で童蒙先習を見つけるファジンは7話のエンディングにインサートで入っていましたが、台本では独立したシーンでした。


本編だと場所がどこなのかわかりにくかったですが、実は場所がハッキリわかる部分がカットになっていました。


ファジンが熙政殿に入ると尚膳が気付いて

尚膳「殿下は狩りに出られ、まだお戻りになっていません」

ファジン「待たせてもらう」

尚膳「どれくらいかかるか分かりませんが…」

ファジン「お構いなく。本を読んで過ごせばいいので」

尚膳、扉を閉めて消えれば、書棚に近づいて開けるファジン


というわけで、前に尚膳との場面があったんですね。


(12)ソボンのモノローグ


7話の締めのモノローグとインサートは大幅に編集&変更に。


本編ver.
「宮廷では誰でも秘密がある」
「偽りで装った秘密」
インサート(内侍に紛れる殺手)
「見えも聞こえもしない秘密」
インサート(マッサージするパク医女)
「時を待っている秘密…」
インサート(古い井戸)
(秘密金庫に帳簿をしまう国舅)

 「奥深くに隠されたその秘密を守るため、私たちはそれぞれ仮面をつけて生きている」

インサート(童蒙先習を手に取るファジン)

(秘密訓練場)訓練着に着替える哲宗、護衛武士たち

「だが、その封印は永遠に続くものではない」


台本ver.

「宮廷では誰でも秘密がある」

インサート(暗い部屋に座るチョ大妃が扉を開けて、鳥に餌をやる)

「みな仮面をかぶって熾烈にその秘密を隠している」

インサート

(宮廷でキム・ジャグンと挨拶するビョンイン、お互いを意識する様子)

(哲宗の後ろを歩く永平君が哲宗の影に隠れるが、立ち止まってその影から抜ける様子)

(秘密金庫から帳簿を取り出して絹の部分で考え込む国舅)

(牢から出るキムファン、豆腐を持って待つホン別監、仲良く歩く二人をこっそり見るホンヨン)※別のシーンに独立

(よろづ屋から満足げな顔で出てくるチェ尚宮)

(内侍に紛れる殺手)

(マッサージをするパク医女)

(オウォルのノリゲを土に埋めるデンデンイ)

(訓練場の哲宗と護衛武士たち)

(古い井戸)

「みなが奥深く隠して嘘に偽装した秘密。だが、その封印は永遠に続くものではない」


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