『哲仁王后』のアドリブ部分やカットされたシーンをまとめています!
スクリプトブックに、ト書きしかない部分や厳密に本人から出たアドリブではなさそうな部分も、このブログでは便宜上「アドリブ」として紹介しています。なので、これらが俳優だけの功績という訳ではない、というところはご留意ください。また、カットや変更が多いので、全部は拾いませんので、あしからず。
ここから先はもはやネタバレしかないので、ご注意ください!
なお、以下のルールで色分けしていきます。
青字:カットシーン
赤字:アドリブ
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【6話】
(1)カン内人がWスパイになった訳
ファン「(悲壮な)はい。ところで、私が今度の任務を成功させたら、私はやはり義禁府に入るのでしょう?」
ビョンイン「(困惑)そうだな。それよりも君は私の特別随行員になるのが良いのではないか?」
ファン「特別任務に続き、特別随行員なんて…(夢のようだという風)でも、私は官職が良いです。成均館の博士職など格好もつかないし面白くない」
ビョンイン「君は官職を格好と面白さでやるのか?」
ファン「なら何の為に仕事するんですか?そうでなければ兄さんはなぜ急に義禁府長になったんです?」
ビョンイン「私は…これ以上後悔しない為だ」
ファン「え?」
ビョンイン「私の物ではないと思った席があって、ついつい諦めていた。しかし、その席が私を必要としていると知ったんだ」
ファン「いや、一体どれだけ大変な席なのか、兄さんのような方が?」
その時、彼らの前に現れて歩く領義政。
世に堂々たる歩き方で傲慢に挨拶を受けるが、それを知らずにビョンインとキム・ファン
ファン「まさか…領議政?!ビョンイン兄さん領議政になろうとしてるんですか?」
領議政「(その声で止まる)キム…ビョンインが?(泣き顔のまま振り返る事もできず)」
ビョンイン「(笑って)そんなんじゃないよ」
領議政「ヒュー(安堵してまた傲慢に歩く)」
ファン「兄さんったら〜私みたいに文字に弱い者はどうやって理解しろって言うんですか」
ビョンイン「文字に弱いって…君も早くも文科合格しただろ?」
ファン「それは、うちの父上が問題を横流ししたおかげで。ハハ」
明るく笑うキム・ファンにビョンインも笑ってしまう。
そこそこ長いシーンでしたが、全カット😢
①キム・ファンは格好と面白さで官職に就きたい
②ビョンインはこれ以上後悔しない為宮廷に来た
③諦めていた席はソヨンを守る立場
④キム・ファンは試験不正合格
⑤キム・ファンの明るさはビョンインにも救い
このシーン、意外と重要な事をたくさん含んでる気がするんですがどうでしょう?キム・ファン演じるヨンジェファンの皆さん、哲仁王后のやむ落ちにはヨンジェのかわいいシーンめっちゃありますよ、これは…!!
(3)哲宗と尚膳
尚膳に鼻をかむのを手伝ってもらう哲宗。尚膳の鼻をかんだ紙を開いて確認し「うへぇ」としつつ、チャニョク(もう1人の内侍)を呼んで紙を渡す動きがアドリブ。
また「貴重な物を手配して欲しい」と言われて怪訝な尚膳の「貴重なものと言いますと…?ニヤリ」と哲宗の「お前は今何を考えてるのだ?…チッチッチッ」というボケとツッコミがアドリブ。
哲宗と尚膳、スパイされてる側としてる側なんだけど、微笑ましいシーンが多くてほっこり☺️
(4)永平君の禁衛隊長留任
ビョンインの任命後、チョ家の中殿廃位上疏の前に永平君の禁衛隊長留任について、哲宗が触れていましたがカットになっていました。
哲宗「それはそうと国舅が禁衛隊長に赴任されることになっていますが、赴任初日、事故に遭いましたね。どうしましょうか?致し方ありませんが永平君に続けて席を務めていただくしかないですね。」
ビョンイン「(視線を向け哲宗を不審に思って見ている)」
(5)「今日から1日目」「やめろ」
ノータッチを始める事にした哲宗とソボン。
「今日から1日目です」「やめろ」のやり取り、「どう言う意味か知ってるんだろ!」「なぜです?今日から1日目の何が…」「やめろって言ってんだろ。気色悪い」「今日から1日目」「やめろ!」1回目以降はアドリブ。
またその後、走り去るソボンへの哲宗の「あぁ走って…走らないで!怪我します」もアドリブ。
(6)腕が痛くなるでしょうね〜
(6)甘えん坊ソボン
6話は、サブタイトルが「理解と誤解の間」なんですよね。本編だけみても、哲宗のソボンへの理解の深まりの反面、その他の人々の誤解(ファジン、ビョンイン、大妃、噂を信じた宮廷の人々、尚膳など)が描かれていましたが、台本を読むとよりそれを煽る感じだったように思いました。
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※画像はお借りしました。