上毛電鉄では700型がつかわれていますが、2023年度より東京メトロから中古車を購入し投入するとのことです。
700型は元京王電鉄の車両で1960年代に製造された車両。製造から60年近くが経過しており、老朽化も深刻なものになってそうです。
2023年度に2両編成1本の計2両を投入予定。車両価格は3億円とのことで、譲渡に伴い大規模な改造工事が行われる模様です。
もともと2018年度より新車を投入する計画がありましたが、メーカーの選定ができず先送りした経緯があります。今回の計画では、中古車の投入に切り替えた形になります。
候補としては18m級として日比谷線03系、丸の内線02系が出てきますが、03系は在庫が少なくまとまった両数を入手することが厳しく、02系は改造に費用がかかるという見方がされています。
いずれにせよ、メトロの今後の車両の動きに注目されます。
>>>>続報(3/25追記)
上毛新聞の報道により、
2023年度~2025年度にかけて計2両編成×3本が投入されるそうです。
中古車両は改造費用含めて2両で3億円。ちなみに新造車両は1両で3億円とのことで、中古車両投入により半分の金額で調達できるそうです。
コロナの影響で利用者が大幅に減少した現状を考えると、新造ではなく中古車投入に踏み切ったのは当然かもしれません。
5か年計画であり、4本目以降の投入は2028年度以降になりそうです。