昨年11月からの病気療養期間中、ざっくり3ヶ月、放置されていたがじゅまるは、あわれにもバッテリーがあがり身動きがとれない状態に。



発電機を持ち込んで充電してなんとかエンジン始動するも、白煙をあげて吹け上がりも悪くなおかつ回転数の割には速力出ず、おそらくは燃料への水分混入と船底へのフジツボ他、海中生物の付着が原因だろうと。愛媛から船を持ってきた直後の一昨年末以来、ざっと1年ノーメンテなのでまぁしょうがないか、と納得。



病気も癒えてさぁこれからと思うも閑散期の今、メンテの機会であることは間違いなく、


でも寒いんだこれが。




っても超暖冬なんで例年に比べればまだましっしょって気合いをいれてやりました、



メンテナンス。




志津川造船さんにお願いして上架すると・・・・・


ドッヒャー!!!

です。

船尾のペラまわり、とくにトリムのフィンなんかムール貝の固まりです。


ペラや舵も同様で船底にはフジツボが至るところに貼り付いてて、こいつらが船速を落とす原因なんです。


これぐらい、

と思えなくもないですが、水の抵抗って大きいものでこいつらをペカペカ剥がして高圧洗浄機で綺麗にして塗装し直すと驚くほど船速は改善向上するものです。


でキレイにした後がこんなんです。


ペラも地色の真鍮の色を取り戻してピカピカです。

このペラにもペラガードってぇ汚れどめを塗り電蝕対策の亜鉛板を貼り替えて


船底のブラック塗装を施すと、

化粧直しの完成です。



で、いざ下架の段になり、念の為バッテリーをチェックすると・・・


案の定、あきまへん・・・。

あがってますわ・・・



ってヒトモンチャクあってカトーディーゼルさんにバッテリーを追加発注、交換してもらい解決。

もしも下架してからバッテリーあがりが発覚していたら漂流の憂き目にあってました。危うく難を逃れホッとはしたものの、バッテリーは130kwhのトラックと同じでっかいやつ。


しかも2個。


どんな請求書が届くものか、そら恐ろしい限りなのです。


これで化粧まわし、


じゃなくて


化粧なおし が終わり今シーズンの営業再開準備完了です!!!


ご予約お待ちしております。