圧巻のバレッラ(コッパ準々決勝) | La Gajitta dello Sport

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コッパ・イタリア準々決勝

インテルはフィオレンティーナと激突。2-1で勝利を収め、準決勝へ。

 

インテル

GK ハンダノビッチ

DF バストーニ

DF ラノッキア

DF ゴディン

MF ヤング

MF ベシーノ

MF バレッラ

MF カンドレーヴァ (→モーゼス)

MF サンチェス (→エリクセン)

FW ラウタロ

FW ルカク (→エスポージト)

 

最終ライン、シュクリニアルは温存、デ・フライはお休み。

ラノッキアをセンターに、ゴディンとバストーニを配備する。

中盤は仕様変更。当然バレーロがアンカーかと思いきや、

バレーロは起用されず、バレッラとベシーノを組ませ、

そしてラウタロとルカクの背後にサンチェスを置くという試験運用。

WBには左に今回ヤング、右はカンドレーヴァ。

 

※追記

試合後のコンテのコメントでは

どうやらバレーロとセンシはコンディションが悪かったらしく、

FW3枚は試験的な運用ではなく、それしかできなかったとのこと。

 

バレッラ完璧

さて、サッとですがレポートを。

今回のお話は主に中盤。タイトルにもしましたが、

バレッラがほぼ完璧なお仕事を披露しました。

バレーロが起用されず、サンチェスがトップ下のような位置にいたことから、

バレッラは最初、ベシーノと共に中盤底のような位置に。

 

ベシーノはコンディションが良かったため、積極的に攻撃に参加。

移籍濃厚と言われていたため、モチベーション心配してたんだけど、

なんか逆に元気になってる・・・?

このため、ボール散らし係はバレッラ1人になったんだけども、

バレッラはいつものブロゾのように動いていたわけではない。

 

最終ラインにボールがあるとき、いつもはブロゾが受けにくるが、

バレッラはブロゾよりも前にポジションを取り、CBがボールの運び係に。

これ、たぶん指示でしょうね。そしてコンテにしては珍しく新たな試みである。

(まぁ前半は、運んだところでパスコースがなく、ロングボールぽんぽんでしたが。)

 

つまりバレッラ、いつものように動きながらもボランチの役目も兼任していた。

ベシーノが好調だったのも、中盤にバレッラがいたからこそだった気もする。

ブロゾがいない時、無理にバレーロを使っていつもと同じことするよりも全然良かった。

相手はフィオレンティーナ。今年に入って公式戦5試合負けなし、

コッパではアタランタを屠ってここまで駒を進めてきてる。弱い相手じゃない。

 

バレッラは適材適所に顔を出し、1タッチ等を駆使し早い段階でボールを散らし、

自らも前へ前へと歩を進め攻撃に厚みをもたせた。走行距離、かなりいってるはず。

それでいて後半22分、試合がダレる時間帯でのあのシュートよ・・・。

見事すぎるだろい。ぜひともずっとインテルでお願いします。

 

YOUNG N' MOSES (エリクセンも)

ちょっとガンズ&ローゼスみたいに言ってみました。

まずはエリクセンについて。まさか加入2~3日で試合に出るとは・・・w

この試合は招集外、次の試合でベンチに入り、余裕があれば出場する

ってのが一般的だと思いますが、もうコンテとしては早く試したかったんでしょうね。

そんなエリクセンですが、この試合は30分ほどプレー。

ラウタロへのアシスト未遂があった他、

イタリアの、そしてインテルの水に合わせるべく、ピッチを漂っていた印象。

徐々に慣れさせましょう。すぐに決定的な仕事なんてしなくていいぞえ。

 

で、個人的にエリクセンと同じくらい見たかった右モーゼス左ヤング。

15分ほど一緒に見れましたが、やっぱり「仕掛ける」という選択肢を持ってると、

相手の対応もまた違ってきますし、攻撃の幅も広がります。

カンドレーヴァがダメダメなときは、是非ともモーゼスなんかを重用してほしい。

ビラーギは・・・ちょっとしばらくお休みしていただきたい・・・。

 

さてさて、コッパイタリアは2月と3月に準決勝。インテルの相手はナポリです。

準決勝からはホーム&アウェイでやるようなので、優勝目指してがんばってほしいっすね。