ヒルの飼育メモ

テーマ:
{FFD3DAC0-D1D9-4F5E-B59E-A798078D5381}

これを飼育というのかはわかりませんが、備忘録に代えて。

{CA556C76-D221-44A1-88AE-7412CE0A0B26}
2017年夏JRSにて…
アクアホリックさんという怪しい(良い意味でw)お店でタイ産のヒルを買いました。

ヒルという生き物は、登山や採集に行けば脚、首にへばり付き、血を吸ってくるネガティブなイメージが先行するので、決して飼育などする代物ではないと考えていましたが、今でもそのイメージは変わりません。


{87C721DC-3DD8-4212-B4B5-79C6BD8387F6}
二酸化炭素に反応し、確実に体表へと忍び寄ってきます。


{4867CB95-C15D-47EC-B1AF-F5CCD4557E8D}
特徴的な頭


{EC9D5ECE-ED53-4C1C-86BD-BCADDF2C61E1}
狙った獲物から振り落とされない為の吸盤。


{5051D0ED-0333-4597-B73B-14C1E579BA04}
ヌメヌメとした体表。

{1D5F177E-3F17-4283-A07A-29B5623D3AC3}
滴り出す粘液。(血液を濾過した水だそう。栄養を濃縮する為の機構です。)

どれをとっても正気の沙汰ではありません(素敵でしょ?)

{EFB736D2-3605-44A1-A5EC-BD168744883A}
大型個体の給餌には、それなりの痛みを伴います。

顎歯と呼ばれる細かな歯で皮膚を切り裂き、その傷口から血を吸うのだとか。

{F0858ECB-22F6-441F-8B6E-1D8A544DB785}
そして、ヒルジンという成分のお陰で血が止まらなくなります。

この個体では、給餌3時間、出血14時間になりました。

しかしながら給餌も終盤に差し掛かると身体の一部が拡張されたかのような触り心地で、馴染んで来てしまいます。

{EA420CA8-8F6A-4A7B-A956-29DEA4FDD63C}
傷口は、逆さまにしたY、三ツ矢のマークになります。後から痒くなって来ます。

ポイズンリムーバーで症状軽減という話もあるので、それはまた次回にでも実験します。


爪、ペットボトルのキャップなどで口元をウリウリすると吸血を辞めますので、疲れてきたら強制的に辞めさせる事も出来ます。その際ヒルを傷つけないように注意が必要です。

もちろん野外で吸われているのを見つけたらササッと取ってタッパーにでも詰めてしまいましょう。

マダニと違い無理に剥がしても傷口は広がらないので、無駄な流血を避けるためにも。


{016FC101-91B5-402F-AF0A-19EAA9E52BC6}
こちらはボルネオ島/キナバル公園でのヒル

{B339C58F-EABA-4014-828A-D1A58315A085}
器用なポーズ


{90E59BAC-313A-47F6-B5B8-69A81DD83849}
これはヒラタビルの一種。
某ショップでインドネシア産スッポンモドキの首に大量寄生されているのを見て、少し譲って頂きました。



昆虫、ムカデやサソリの様なハードな奇蟲ばかりに目を向けていましたが、面白いですよコイツは。

よく見ると模様も綺麗で、アグレッシブな捕食を楽しめます。その上血を吸われて貧血気味になれますので、非常におススメ出来ません。

もし飼育される際は、水分補給を忘れないように。



飼育環境は至って簡単で、クリアースライダーラージに1cm水を張って、汚れたら室温26度に合わせた水と交換します。
{BB664979-3053-415E-BB86-0C7AB35F3067}
フンか脱皮かわかりませんが、ある日突然水を馬鹿みたいに汚します。
この時自家中毒を起こして死ぬことがあるらしいので
{02FE7610-9EAB-4B55-AF27-3FAFCC8CF4F3}
プラケース二重で対策をしてみました。



一説にはカルキ抜きすら不要との事ですが、念のため飛ばしてから入れています。


給餌は月に1度程度としているサイトもありますが、半年以上給餌していない個体が平気で生きていますので、もっと少なくても良いかも知れません。

読書やネットサーフィンを楽しみながら、週末ヒルに血を吸わせる生活。

同じ地球に、こんなにも奇妙な生物がいるんだと言う事を体感できる良い生き物です。
{76347108-F731-407C-9BFE-20D751478FB4}

ポイント
0.  目的の生き物について書籍を読み、飼っている人に聞く。

1.  お店/野外でシッカリ観察&お店の人に聞く

2.  1〜3ヶ月程度の検疫と隔離

3.  飼育環境への導入



爬虫類に限った話ではありませんが、
生き物を買う前は、よくよく調べ、飼う前に観察しましょう。

調子は良さそうか、脱皮不全がないか、寄生虫がついていないか、また餌食いはどうか、何を食べ、どんなサイズのエサがよいかなど聞くとよいでしょう。

ヒョウモントカゲモドキなら、店でイエコ、フタホシ、デュビア、レオパゲル等で育てているでしょうから、最初は同じ物を買えば良いでしょう。

ヘビならば、店であげている大きさと同じマウスを。



また、野生の蛇やトカゲをとってきたり、
輸入直後、入荷まもない生体を買った場合は念入りに状態の確認をしましょう。


健康な個体の選び方には
いくつかポイントはあるけど
本当にやばそうなのは何となくわかるものです。


まず体表をチェックします。
{CF002B56-CBC0-4C01-AF6D-AB1C7800E00C}
若干 脱皮殻が残ったり浮いている個体。

{D3997AF2-C923-4F1E-B4AB-45043FED1ACA}
さらに観察するとマダニが。

{0B86B03F-AF94-4EDB-9ED1-C2806A95F104}
小豆色のダニが付く場合も。


体表に無数のダニが付いている事すらあります。


{04808E7C-419C-4CD4-A378-CED57697F52E}
このまま放置してしまうと、ヘビが弱るばかりか、別の個体に移る可能性があります。そのため薬局で売られているバポナを利用します。

今回はバポナを利用しましたが、スネークレスキュー、フロントラインなども利用出来ます。

隔離して、他生体に悪影響が出ないようにします。
また薬品の使用により、昆虫が死なないように、完全に別の部屋がよいです。

バポナは水に溶けやすいと聞きますので、水槽の近くにも置かないのが無難です。


※薬品の使用は説明書を良く読み、自己責任でお願い致します。本来爬虫類に使用する物ではありませんから十分ご注意を。
{3EC61C15-89A4-411B-A281-62CDCA07EC5D}
バポナは開けると黄色くて硬いプレートです。

{BDEAB7A8-225A-4E2B-8F80-E9E75A66DD69}
カッターで切り、穴を開けたプリンカップに入れます。

バポナは気化する薬品のため、これでオーケーです。これに関しては、ちょっと量少ない感はあるので、色々試してみてください。個人的にはバポナ微妙で、フロントラインやアースダニスプレーの方が効く印象。

(アース のダニスプレー一撃でダニ死ぬけどかけすぎるとウロコ剥がれるかも知れません。)


また水入れにオリーブオイルを垂らすと、ヘビが水に潜った際、ダニが溺れるため便利です。

{E4C690BA-33CE-43C2-B09C-8693585B1A18}

わんさかマダニが溺死します。

{B32FB651-046A-41FD-9725-0041776577BB}
テッシュで一拭きするだけで…。

難点としてはオイルを利用したところがヌルヌルになる事くらいでしょうか。

水よりも粘性が強いためかダニが動けなくなり、駆除効果が高いと考えられます。

また、ダニを潰すと大抵血液が出ますので、手洗い等しっかり行って下さい。


このような期間を1〜3ヶ月設け
駆虫に成功、立ち上がったと判断したら、普段の飼育スペースに迎えてあげましょう。

もちろんもっと早く導入しても良い事もありますし、反対に半年以上の長丁場になる事もあります。

そこは観察でカバーしてあげてください。

違和感を見逃さない事が
飼育技術向上に繋がると思います。

とか言って私もダニで蛇落としてるんで、本当は何も言える立場ではないです。


しかし、ネットで調べた情報だけですすめると
失敗する事がありますので
書籍や詳しい人に聞いた事が良いですね。

そして何より1番は観察です。
結局個体によって違いますから。


(ネットは玉石混交。ホントに飼ってるのか怪しいサイトや転載した写真ばっかりのサイトも多いです。珍◯物とかPet◯ediaとか。実際の所わかんないけどネ。まぁこのブログも参考程度ってトコです。まぁ書籍だって、詳しい人だって間違える事はあるから、時には自分を信じることも…(笑))


最後愚痴っちゃいましたけど、この辺で。
もしもっと良い方法があれば、教えて頂けると嬉しいです!

奄美大島の生物観察 after

テーマ:

浪漫記事です。

{520043AE-6C88-4CAE-B1BC-4BBD2CF640DD}
採集や、その後購入した物などでテラリウムを作って見ました。(左側)

部屋でいつでも奄美が楽しめます…(笑)



こういうの組むときはEXO TERRAでしょうって感じで一式揃えました(随分前に買ったのを起こした)。

ていうか縦長水槽好きよね私…(笑)

底床はテラリウムソイルを敷きました。

{8E18DBE7-E349-414C-83C6-7B3E4C528588}
さて、メインの生体はキノボリトカゲです。
オオタニワタリの上に鎮座。

{A4BDB25F-DAB4-413A-9170-2CBB189F4C87}
シダをメインに入れました。

{B97951F9-FB43-4F88-8324-1559838CE6B6}
頭に乗っかられて…

{61EED33D-7B34-48E5-AFDE-D9B1D4C57B97}
シャイラッッッ!!!

{F5D528DF-AB40-4536-89E1-AA6D9DAC0995}
自然下でのグリーン目指してがんばりまする。


{DB3A889C-C63C-434F-AFB5-EE53423D43C8}
みんなで夕焼けをみたり

{5CB92505-4F74-41F7-ABED-919B63406E0A}
滝に飛び込んだり

色々ありました。


今回の旅を企画してくれた友人、アドバイスを下さった先輩には感謝感謝です。
(友人2人は免許取ってネw)



ここまで読んで頂きありがとうございました。