最近、80年代のロボットアニメに凝ってるので。

今日は劇場版「ドキュメント 太陽の牙ダグラム」と、「ザブングル グラフィティ」

そして「チョロQダグラム」を見ました。

 

 

解説しますと、これは1981年~83にかけて放送されたテレビアニメ『太陽の牙ダグラム』と

82~83年にかけて放送された『戦闘メカ ザブングル』というアニメの総集編に

新作の短編『チョロQダグラム』を添えて三本立てで、83年の夏休みに、松竹系で公開されたものです。

 

松竹は、81年より、春休み、夏休み、春休みに『機動戦士ガンダム』の映画三部作を。

さらに82年の夏には劇場版『伝説巨神イデオン』を公開していたので。

このダグラムとザブングルの二本立ては、ある意味、『ガンダムの夢よ、もう一度』といった感もあります。

 

この辺りの時代背景は、この記事もお読み下さい。

 

さて映画ですが。

 

両方とも、テレビシリーズを80~90分にまとめてるのに、話がわかる(笑)。

 

「ドキュメント ダグラム」は、政治劇メインで、オッさんやジジイの洒落た会話が満載。

主人公の青年クリンが、いかに本筋に絡んでいないかがわかる(笑)

 

クリンはまだしも、仲間である『太陽の牙』の皆さんは、ロクな出番がないが、兼ね役で声優さんは沢山、喋っているのであった。

 

そして「チョロQダグラム」。
このDr.スランプ感は凄い、と思ったら、やっぱりスタジオライブが作ってた。

あと、今、見ると。
もしかして…
DAICONオープニングアニメとかの影響も受けているのか?チョロQダグラム。

 

そして同時上映「ザブングル ・グラフィティ」。
テレビより長く主題歌がかかるオープニングいいよね。

 

で、こっちは、思い出補正を抜きにしても、相当、面白いんじゃないでしょうか。

 

「ドキュメント ダグラム」と同じくテレビの最初と最後を繋げた総集編なのに。

ザブングル前半が持っていた楽しさが詰まっていて、後半にあった臭みみたいなのが見事に抜けている。

正直、ザブングルのテレビの後半って、回り道が多いから、それがスカッと抜けて、見やすく、面白くなってる。

 

「ザブングルって、どんな所が面白いの?」と聞かれた時に、この映画を見せると、ちゃんと伝わるという。
富野さんは編集の天才だけありますね。

 

ザブングルとダグラムの映画が、夏に二本立て公開された83年は、テレビではダンバインとボトムズが展開していたが。

皮肉にもこの翌年から、大ブームだったリアルロボットアニメは少しづつ、廃れていく。

 

83年は、シナリオのダグラムと、演出のザブングルが楽しめた、いい夏だった。

 

といいつつ、翌84年の夏には、「超時空要塞マクロス 愛、おぼえていますか」という、凄い映画が来るのだが。

 

僕たちは、あの夏に何かを置き忘れてきたのかもしれないね。