昨晩は相場の上昇材料に満ち溢れてました。
まず中国の金融緩和。インフレ圧力が根強い中国は緩和路線に向かいにくいと言われますが、それもなんのそのと緩和を実施。
これを受けて、中国への依存度が高い豪ドルが急上昇。
続いて主要先進国中銀による、ドルスワップ金利の低下を通じた協調ドル供給。
金融機関のドル資金調達を容易にすることで流動性の確保を手助け。
最も苦しむ欧州の銀行がこれで息を吹き返すとの見方からユーロが急上昇。
供給過多ともとれる米ドルは下落。
世界景気の改善を見越したことや、原油高を受けてまたまた豪ドルが急上昇。
とどめは米国雇用の予想を上回る回復。
相対的堅調さは長く言われていたものの、雇用の急回復を受け、先に述べた理由で下落した米ドル以外に対しては円安基調が加速。
というわけで、年末にかけてリスク志向の回復を見込んで豪ドルをロングとしていた私にとっては大変ありがたい夜でした(笑)
年明けからは欧州債務危機が再燃すると思いますので、浅めにストップロスを置いてロング基調を維持です。
あ、どうみても死に体の英ポンドだけはショート振ってます。