猫好きな人 | IT徒然草 (gaia)

猫好きな人

YouTubeは今年創立5周年だそうで、日本の動画で人気のあった動画を紹介しています。

YouTube 5 周年記念。話題になった日本発の動画を発表(YouTube公式ブログ)
http://youtubejpblog.blogspot.com/2010/04/youtube-5.html

それを見ながら思うのが、「あ~ なんかこの数年、ネコがやけに好印象だったなぁ」ってこと。

YouTubeでも見たしニコ動でも見たし、2ちゃんでも見たし。動画とか静止画とか写真集とか、「ぬこ~」とか言って。いろいろな媒体でよく猫を見かけました。

その中で自分が思ったのは

ネコは家に住む≒人にそれほどなつかない → 今の孤立した人間関係を象徴

という図式。

邪魔するでもなく、それなりに人と距離感を保ちながら、でも、人と共存しないと生きていけないという関係性。ベッタリでもなく、でも放っておけなくて、一緒に住むんだけど、家族のようで家族でない。それが今の時代の(特に都会人の)潜在的ニーズとマッチしてんだろうなぁって思ってました。

ちなみに自分は、人間に従順でベッタリなイヌのほうが好きなんですけどね・・・

で、今日お昼ごはんを食べながら聞いた話は、ネコの糖尿病の話。

ウチの部の大部長さんチで飼ってるネコが最近グッタリしていて、獣医に連れて検査すると血糖値の針が振り切れてたそうです。

んでもって、軽くインシュリンを打ったら、逆にヘロヘロになって意識朦朧となり、生死の境をさまよってしまったってな話。

ここで2つのことを思いましたね。

・あぁ、ネコも所詮人間社会の縮図なんだな

・周囲(人間サマ)はネコを自分の家族として過剰に対応してんだな

私から言わせれば、所詮ネコはネコ。家族でもなんでもない。それなのに、過剰な愛を注ぎ、人間の身勝手でブクブク太らせ、結果的に右往左往する。逆にヤバいと過剰に反応して、大騒ぎする。

動物と人間も同じ生き物。人間がストレスを感じれば動物だってストレスを感じる。人間が囲いを設ければ、その中で生きるネコもその中で生きていくし、その囲い自体が人間社会の縮図だろうな、と。

大部長いわく、そもそも土日に遊びに連れて行けなくなってから、どうもそのネコは運動不足になり、そしてストレスから過食になっていたそうです。そりゃネコだって、ストレスになるだろうなぁ。そもそも、家に住むとは言っても、自由気ままに生きたい動物だろうし。

YouTubeでかわいいネコを見るたびに、変にストレス感じてなきゃいいのにな、って腹の底では気の毒がっている私です。