伊那雅楽会

伊那雅楽会

信州伊那谷の雅楽会です。メンバーは神社の神職、法人職員など。演奏依頼、見学希望などお問合せ下さい。


 

赤穂南小学校で演奏させていただきました。駒ヶ根市教育委員会様が、地元の演奏家による音楽鑑賞会を企画され、その一つとしてお招きいただきました。

 

管弦二曲。音楽教科書にも載る『越殿楽』と、祈勝・凱旋の曲『陪臚』

 

本日の司会と解説は、地元の宮司さんが務めます。

 

 

それぞれのパートが、楽器の解説をさせていただきました。

 

鞨鼓の解説です。

雅楽の合奏では指揮者は存在しないながら、鞨鼓が曲のテンポをコントロールしています。

それ故、合奏全体を統率できる上級者が鞨鼓を担っています。

 

浦安舞

昭和天皇御製(昭和8年)

「天地(あめつち)の 神にぞ祈る朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を」

駒ヶ根市の大宮五十鈴神社と大御食神社では、毎年の例大祭に中学生が浦安舞を奉奏しています。今日の生徒さんの中から、将来、舞姫をされる方も現われることでしょう。

 

地元のCEK(ケーブルテレビ)が取材に来られていました。

オンエアーされた生徒さんの感想を聞くと、若い感性を前に拙い演奏をしてしまったことに冷汗がでますね。中には自らプレーヤーとして勤しんでいる生徒さんもいるのでしょう。私たちこそもっと精進しなければ・・・・

 

雅楽の演奏を通じ、日本の伝統文化にもっともっと関心が高まればとの思いです。

演奏の場を与えていただいた関係各位、そして、私たちの演奏を聴いていただいた生徒さん、ありがとうございました!