来てくださってありがとうございます!
がーこと申します
約2年のタイミング法での不妊治療後、
一卵性双生児(MD双胎)の女の子を授かりました
現在妊娠8ヶ月です
双胎間輸血症候群や不妊治療、
マッチングアプリの経験談、
妊娠出産などについて書いている
(+これから書いていきたい!)ので
覗いてみてください!
双胎間輸血症候群の話↓
不妊治療の話↓
https://ameblo.jp/gagaga-ko0202/entry-12854966085.html
↑前回の話
次回の予約の日、造影検査の結果が出ていました。
結果は
左の卵管が通っているのは確認出来たが、
右の方は上手く確認出来なかったとのこと。
しかしこれは確定の診断ではなく、
もう一回今度は「卵管通水検査」をすれば
右の卵管の様子を確認することができます、と言われました。
卵管造影検査と違い、保険外の診療になるこの検査。
子宮に内視鏡をいれ、その先から卵管に向かって水を噴射し、それが跳ね返ってくる様子が見られれば卵管が詰まっている。
水が奥に流れていく様子が見られれば問題なく卵管は通っている、というもの。
造影検査とやり方は違えど、
子宮に異物をいれて検査する点ではそう変わりありません。
「同じような検査をもう一度!?」と衝撃を受けているところ、お医者さんは
「一応自費にはなりますが…麻酔を使って検査することも出来ますよ」と前回の私の様子を哀れみ、助け舟を出してくれました。
全身麻酔で3万円とのことでしたが、
「お金であの状況を回避出来るのならば…!」と帰って旦那さんへ説明し、次回の検査は麻酔を使うことで決定しました。
人生初の全身麻酔。
よく「いつの間にか眠っている」「気づかないうちに終わっている」というけど、それは果たしてどんな感覚になるんだろうか…
でも麻酔をすることで前回の苦しみから逃れられるのであればなんでもいい!
そんな気持ちで当日を迎えました。
今までに入ったことのない扉へ通され、
通路を進むとベットが数台置いてある部屋へ到着。
このクリニックの外観はマンションで、クリニックもマンションの一室を改造したような作りだったため、中にこんなに広さがある病院だったとはとは思っておらず少し驚きました。
(でも体外受精もしている病院なのである程度は充実していないとですよね)
ベットの前に着くと着替えるよう指示され、
着替えが終わるとベットに横になって待つように言われました。
看護師さんがやってきて左腕に手際よく点滴を刺し、そのまま1時間くらい横になることに。
「この点滴の中にはもう麻酔の成分が入っているのだろうか。
今は全然眠気も感じないけれど、このままいつの間にか意識がなくなるのだろうか…」
とぐるぐる考えていると時は過ぎ、
あっさり頭ははっきりしたままで看護師さんから検査室への移動をお願いされました。
この点滴は一体何だったのだろうかと思いながら移動し、検診台がある暗い部屋に通されました。
いくつかのモニターといつもと風貌の違う、頭にネットのようなものを被ったお医者さんが数名現れ、今から手術でも始まりますよ、というかのよう。
その雰囲気に少し緊張しながら言われるがままに検診台に座ると、
いつものように台が上がって足が大きく開かれ今にも始まってしまいそうな雰囲気に。
「いつ!?麻酔で眠くなるのはいつなの!?」と軽くパニックになっていると、
横にいたお医者さんが、「ちょっと冷たく感じますよ〜」と、私に何かの液体を注入。
その瞬間から記憶が消えました。
「はい、台が下がりますよー」と言われた声を聞いて気がつき、
「え、もう終わったの??」とそこでも軽くパニックに。
状況が完全に飲み込めず
「ちゃんと検査は全部終わったんですか?」と失礼にも疑うような質問をすると
「大丈夫ですよー。ついでに出来てなかった子宮がん検診も終わりましたからね」
とついでの検診まで全てが順調に終わったことを告げられました。
全身麻酔のおかげで意識が無いうちに全てが終わり、
検査結果も、卵管は通っていて問題なしとのこと。
そして卵管造影検査や通水検査をやることで
卵管の通りが良くなり、
これから3ヶ月程は妊娠する確率が高まるという特典までついているのです。
そのため、「この3ヶ月を逃したく無い」
という気持ちで検査は無事終了したのでした。
(つづく)