439「ダーク・プレイス」→少女の記憶 | 映画横丁758番地

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生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。

自身も襲われたばかりか、何者かによって家族を殺害された

少女は、警察の取り調べに対して証言を行い、その結果

逮捕されたのは、少女の実兄でした。

そしてそれから28年後、事件のトラウマに苦しみながら

自堕落な毎日を送っていた彼女のもとに、とある団体から

手紙が届き、そこにはこんな疑問が。

~28年前の事件で犯人とされたあなたの「実兄」は、実は

  「冤罪」ではないのか?~

 

気持ちに引っ掛かりを感じた彼女は、あの日以来まったく

会うことのなかった「実兄」に会うため、服役中の刑務所を

訪ねます。

久しぶりに妹に会えて破顔したものの、当初から無実を

主張しながら終身刑を言い渡されている「実兄」は、

なぜか彼は刑に服することを望んでいるのです。

 

「実兄」のこの態度に疑念を抱くた彼女が事件をおさらい

する中で、忘れかけていた事件当夜の記憶が断片的

ながら、少しづつ蘇ってくるのでした。

 

 

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「ダーク・プレイス」  2015年 監督:ジル・パケ=ブランネール

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   シャーリーズ・セロン/

 

出演は、

2003年「モンスター」(監督:パティ・ジェンキンス)でAW主演女優賞獲得、

2005年「スタンドアップ」(監督:ニキ・カーロ)でAW主演女優賞ノミネート

の実績を誇るシャーリーズ・セロン/ですが、この2作ともが

女流監督のメガホンでした。

 

共演者として、

2015年「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(監督:ジョージミラー)で

同じくセロンと共演したニコラス・ホルト/

その他に、クリスティーナ・ヘンドリックス/コリー・ストール/などの

名前もありますが、正直なところあまり良く知りません。

監督は、ジル・パケ=ブランネール/とされていますが、この方に

ついてもよく知りません。

 

但し、原作者が特筆もので、「ゴーン・ガール」のギリアン・フリン/

映画化された2015年「ゴーン・ガール」(監督:デヴィッド・フィンチャー)

が圧倒的な映画的迫力を備えていたことを思い出しました。

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。

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