433「イントゥ・ザ・ワイルド」→大自然に抱かれて | 映画横丁758番地

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生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。


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1992年の夏、2年に渡る放浪生活の末にアメリカ最北部

アラスカ州の荒野で、クリストファー・マッカンドレスという

当時24歳の青年が死体で発見された事件がありました。

この事件の経緯を綿密に取材したジャーナリストであり、

作家・登山家でもあるジョン・クラカワーという人物が

ノンフィクション作品「荒野へ」として発表し、これを映画化した

のが本作ということです。

両親が彼に卒業祝いとして新車を与えようとするほど、

裕福な家庭に育ったクリスでしたが、この申し出を

「車なんか欲しくない。何も欲しくない!」とそっけなく

拒否しています。

ほどなくして、持ち金の2万4000ドルを慈善団体に寄付するや、

家族にの何も告げることなく、旅に出ました。

~物資社会からの脱出して、ルールにも束縛されない自由を

  得るよう生まれ変わる~ためでした。

その旅の途上で出会った様々な人間を通じて、彼は

その境地に少しづつ近づいていくのでした。

哲学者か・仙人もどきの境地を手に入れたいと思ったのかも

しれませんが、しかし、その希望がスンナリ実現できるほど、

大自然は甘いものではありません。

その厳しい体験がタイトル「Into the Wild」になっています。

 

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「イントゥ・ザ・ワイルド」  2007年 監督:ショーン・ペン

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   エミール・ハーシュ/

 

主人公の青年を演じたのはエミール・ハーシュ/

それまでほとんど無名に近い俳優だったようですが、

本作の演技で高い評価を受け、尾後大きな注目を浴びるように

なりました。

本作出演のために、体重を18キロほど落としたそうです。

厳しい自然の中にあって、「メタボ」体形では、さすがに

リアルさ欠けるからでしょうが、本人にとっては一つの試練

だったかもしれません。

 

青年に書かまりを持つ助演陣が重厚で、これが本作の

価値を上げています。

2000年「ポロック 2人だけのアトリエ」(監督:エド・ハリス)で

AW助演女優賞を獲得したマーシャ・ゲイ・ハーディン/

 

1985年「蜘蛛女のキス」(監督:エクトール・バベンコ)で

AW主演男優賞を獲得したウィリアム・ハート/

他にも、キャサリン・キーナー/ヴィンス・ヴォーン/

ハル・ホルブルック/など。

ちなみに、ハル・ホルブルック/は、本作でAW助演男優賞に

ノミネートされました。

 

監督は、俳優としても2度のオスカーに輝くショーン・ペン/

本作をの監督することにはただならぬ執念をみせ、

結局足掛け10年の歳月をかけて、やっとのこと実現させた

そうです。

 

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。

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