412「Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼」→殺人依存症? | 映画横丁758番地

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生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。


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実業家として成功を収めた人物のもう一つの顔は、なんと

「連続殺人鬼」・・・まことに映画的な設定になっています。

アルコールやギャンブルなどをどうしてもやめられない依存症と

同様に、こうした性癖を「殺人依存症」?とでも言うのでしょうか。

できれば、ご近所に引っ越してきてほしくはありません。

そんな心の病を抱えた彼も、アルコール依存症の人が、

断酒の誓いを立てるのと同様に、これを最後の実行と心に

決めました。

「殺人」が褒められた行為でないことは重々自覚していると

いうことです。

ところが、その「最後の殺人」?をカメラに収められるという、

とんでもない大ポカをしでかしてしまいました。

これまでは完璧な作業をこなしてきたことで、警察に尻尾を

掴ませなかった「ベテラン殺人鬼」?にしては、なんとも

超初歩的なミスです。

やはり「引退」?の潮時なのかもしれません。

こうなると、実業家としての名声を守るためにも、今度は

その「証拠写真」をなにがなんでも回収するという、余分な

仕事まで抱え込むことになったわけです。

どんな依存症にせよ、そこから完全に脱却する道のりは、

決して容易なものではない、ということになるのでしょうか。

 

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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼」  2007年  

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                  監督:ブルース・A・エバンス

                    

 ケヴィン・コスナー/ウィリアム・ハート

 

殺人依存症?を抱えた実業家役を

1990年「ダンス・ウィズ・ウルブズ」でAW監督賞に輝くなど

監督業ただ一言注文を付けるなら、自らメガホンを取った

作品は、総じて上映時間が長すぎます。

AW受賞後の監督作品である1997年「ポストマン」

2003年「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」もその印象が

拭えませんでした。

 

いわば二つの人格を備えた主人公の一方の心理を表す、

影武者?をAW主演男優賞も獲得した経歴を持つ名優

ウィリアム・ハートが演じています。

こうした心理の葛藤を表現するのに、主人公の「ひとり言」の

連続ということではさすがにマズいでしょうからね。

でも、映像にすると、何やら背後霊のようで、イマイチしっくり

きませんでした。

 

女性刑事役にはデミ・ムーア。

見せ場らしい見せ場も乏しく、なんとなく添え物的な印象も

しましたが、コスナー本人自ら続編を望んでいるそうですから

そのための布石の意味もあったのかも。

 

いささか懐かしいところでは、

1982年「評決」(監督:シドニー・ルメット)

1984年「プレイス・イン・ザ・ハート」(監督:ロバート・ベントン)

などの出演し女優リンゼイ・クローズ/の顔も見えました。

 

監督を担当したのはブルース・A・エヴァンス/という人ですが、

詳しくは知りません。 なんでも、

1986年「スタンド・バイ・ミー」の脚本も務めたそうですから、

それなりの年配者なのかもしれません。

 

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。

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