410「アメリカを売った男」→実在したスパイ | 映画横丁758番地

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生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。


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20年以上にもわたってアメリカの国家機密をソ連のKGBに

売り渡していたFBI捜査官がいた事実があるようで、本作は

そのお話を基に映画化されました。

そのベテラン捜査官には、なんとなく不審を感じさせる

雰囲気があるものの、日頃の言動にスキはなく

(あればとっくに露見していたハズ)、そのためにFBIは

若き捜査官にその監視を命じることにしましたが、それは

決して確信があったわけではなく、実際には半信半疑の

「あてずっぽう」の見切り発車もどきの対処でした。

監視役を言い渡された若きFBI捜査官自身も、

その「疑念」に対しては、半信半疑のままです。

そして、その「疑念」が次第に確信に変化し始め、遂には

逮捕に至る、その2か月間の経緯を本作は描いています。

原題の「Breach」という語には、

「(法律・約束などに)違反する」という意味もあるようですが、

併せて「(鯨が)水面に飛び出す」という意味も持っている

ようです。

まったくの隠密裏に行われていたスパイ行動が、ある日

露見することを、~水面下に隠れていたクジラが飛び出し、

 水面にその巨大な姿を現す~雰囲気に例えたものと

するなら、この原題「Breach」は、まことに当を得た表現だと

言えるのかもしれません。

 

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「アメリカを売った男」  2007年 監督:ビリー・レイ 

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ライアン・フィリップ/クリス・クーパー

 

出演は、20年以上もアメリカの国家機密をソ連のKGBに

売り渡していた、つまり「アメリカを売った男」である

実在のFBI捜査官の役を、

2002年「アダプテーション」(監督:スパイク・ジョ-ンズ)で

AW助演男優賞を獲得した個性派風貌のクリス・クーパー

 

そのスパイ行為の監視を命令された若きFBI捜査官の役を、

2006年「父親たちの星条旗」(監督:クリント・イーストウッド)

で、誤解が生んだ「硫黄島の英雄」を演じたライアン・フィリップ

 

他には、

2003年「ライフ・オブ・デヴィッド・ゲイル」(監督:アラン・パーカー)

など、数多くの作品に出演している演技派女優のローラ・リニー

 

2007年「マンデラの名もなき看守」(監督:ビレ・アウグスト)で

反アパルトヘイト運動に貢献したネルソン・マンデラ、その人を

演じたデニス・ヘイスバート/など。

 

政治雑誌の記事捏造事件(1998年)を取り上げた

2003年「ニュースの天才」(出演:ヘイデン・クリステンセン/

ピーター・サースガード/クロエ・セヴィニー/スティーヴ・ザーン他)

を監督したビリー・レイが本作でも監督を務めました。

 

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。

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