401「奇跡がくれた数式」→天才数学者 | 映画横丁758番地

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生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。


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ロバート・カニーゲル著(1991年)

「無限の天才 夭折の数学者・ラマヌジャン」を原作に取り、

実在のインド人数学者/シュリニヴァーサ・ラマヌジャン

(1887-1920年)の半生を映画化した作品です。

幼い頃から学業優秀だったラマヌジャンは、特に「数学」に

大きな関心を寄せたようです。

そして、その極めて直観的で、天才的な閃きのもとで数々の

理論を開花させました、学界でいうところの「正式な教育」を

受けていなかったために、長い間正当な評価を受けることは

ありませんでした。

数学においては「インドの魔術師」との異名も頂戴しましたが、

これは、ある意味、インド人であることや正式な教育を受けて

おらず、それがために「証明」という概念すら持ち合わせて

いなかったことを、ことさら強く示唆したアダ名だったのかも

しれません。

しかし、こうしたラマヌジャンの数学に関心を寄せた人物も

いました。

イギリス人数学者/ハーディ教授がその一人で、

強い関心を示したことから二人の関わりが始まります。

ハーディ教授は、その概念を持ち合わせていないラマヌジャン

に代わって彼の数式のその「証明」をすべく立ち上がった

のです。

 

ラマヌジャン26歳(1913年頃)までに発見した定理に関して、

その後多くの数学者の協力で証明が行われたが、その作業が

完了したのは、なんと「1997年」のことだったようです。

それほどに高度な「定理」の数々だったわけですが、こうした、

彼の「定理」が、宇宙における「ブラックホール」研究に

役立っていることも、本作の最後に触れられています。

 

ちなみに、30歳代の若さで亡くなったラマヌジャンが病気を

抱えていたことは本作でも描写されていますが、それは「結核」

または「重度のビタミン欠乏症」だったとされており、さらに近年の

研究により「アメーバ性肝炎」との説も登場したようです。

 

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「奇跡がくれた数式」  2016年 監督:マシュー・ブラウン 

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ハーディ役:ジェレミー・アイアンズ/ラマヌジャン役:デーヴ・パテール

 

天才数学者・ラマヌジャンを、作品賞を初めAW賞8部門受賞の

2008年「スラムドッグ$ミリオネア」(監督:ダニー・ボイル)に

出演したデーヴ・パテールが演じました。

 

彼に理解を寄せるケンブリッジ大学・ハーディ教授役には

1990年「運命の逆転」(監督:バーベット・シュローダー)で

AW主演男優賞に輝いた名優ジェレミー・アイアンズ

扮しています。

ちなみに、トニー賞・アカデミー賞・エミー賞の三冠受賞は

このアイアンズが史上14番目の達成者ということです。

   ※トニー賞→舞台演劇・ミュージカルが対象

   ※エミー賞→テレビドラマ・テレビ番組が対象

※アカデミー賞→映画が対象

 

監督のマシュー・ブラウンを、ちょっと調べてみたのですが、

作品歴や国籍・年齢などについても、今もってよく分からない

ままでいます。

この謎の監督には、次回作の期待も寄せているところです。

 

 

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。

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