403「J・エドガー」→FBI長官 | 映画横丁758番地

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生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。


テーマ:

FBI(Federal Bureau of Inverstigation 連邦捜査局)~

この部署が扱う事件は、例えば、

○テロ・スパイなど、国家の安全保障に関連する公安事件

○連邦政府の汚職に関連する事件

○銀行強盗など莫大な被害額の強盗事件

○事案認知から24時間経過した誘拐を疑われる事案

などなど、要するに「州警察」単独では対応しきれない

内容のものです。

 

この機構を、実質的に現在のようなシステムに作り上げた

人物こそ、本作の主人公である、

「ジョン・エドガー・フーヴァー」(1935-1972年)でした。

相手の弱みを含め、ありとあらゆる膨大な情報を自分の

手元に集積することで、ある意味「独裁者」?的な立場に立ち、

権力を振るいました。

その範囲は広く、時の大統領でさえ、その例外ではなかった

ようです。

後には、第35代・ジョン・F・ケネディ大統領(1917-1963年)も

これには大いに悩まされたということも伝わっているくらいでした。

功罪の罪の一面だけを取り上げるなら、アメリカ合衆国に

とっては、「ガン」のような存在でもあったという言い方も可能

なのかもしれません。

 

本作でも描かれているように、「個人的」にも大変にクセ?の

ある人物だったようで。

同性愛者とも女装趣味の持ち主だったとも噂されましたが、

真相は闇の中です。

何故なら、そうした情報を自在に管理できた人物こそ、

このジョン・エドガー・フーヴァー本人だったからです。

 

そうしたことと共に、「リンドバーグ愛児誘拐事件」(1932年)、

1930年代のいわゆる「ギャング狩り」や第二次世界大戦中に

実行したスパイ摘発、さらには1950年代に起きた

「マッカーシズム」(いわゆる赤狩り)への積極的な関与などにも

大きく関与しました。

特筆すべきは、平和運動家・マーティン・ルーサーキング牧師

(1929-1968年)に対して、「ノーベル平和賞」(1964年)辞退の

圧力を掛け続けていたことで、多分に人種差物主義者の傾向を

備えたでもあったことになりそうです。

 

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「J・エドガー」  2011年 監督:クリント・イーストウッド 

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アーミー・ハマー/レオナルド・ディカプリオ/

 

出演は、フーヴァー役に、

2015年「レヴェナント:蘇えりし者」

     (監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ)

で、念願のオスカーを手にしたレオナルド・ディカプリオ/

 

40年に渡る交際を続けた友人役に、

2013年「ローン・レンジャー」(監督:ゴア・ヴァービンスキー)

で主人公ローン・レンジャーを演じたアーミー・ハマー/

 

これまた、初期からフーヴァーの死まで仕えた秘書役に

2010「フェア・ゲーム」(監督:ダグ・リーマン)

のナオミ・ワッツ/

 

また、フーヴァーの母親役に、

1999年「恋におちたシェークスピア」(監督:ジョン・マッデン)

でエリザベス一世役を演じてAW助演女優賞を獲得した

ジュディ・ディンチ/

 

リンドバーグ役にジョシュ・ルーカス/

さらには、ジェフリー・ドノヴァン/リー・トンプソン/なども

出演しています。

 

監督は、クリント・イースツウッド・・・が務めましたが、

この人に余分な説明は不要でしょう。

 

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。

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