映画横丁758番地

生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。


テーマ:

これまたメッチャ古い映画で、主人公の「老人」を演じたのが、

スペンサー・トレーシーというのですから、その古さも筋金入りです。

 

1954年のノーベル文学賞に輝いた短編小説「老人と海」が原作で、

これを、後に「荒野の七人」「大脱走」などでヒット作を連発することに

なるジョン・スタージェスが監督しました。

 

不漁続きだった老いた漁師(これが「老人」)が海に出て、4日にも

渡る格闘の末、ようやく仕留めたカジキを村まで持って帰るまでの

物語です。

しかし、獲物のカジキはあまりにも大きく、船に引き上げることも

できないため、やむなく船体に縛り付けて運ぶことにします。

こうなると、海にたむろするサメがそのカジキを狙います。

老人は、その巨大カジキを戦果とするためには、繰り返し襲い来る

サメとも戦い続けなければなりません。

広大な海にたったひとりだけ・・・まさしく孤独な戦いです。

 

評によれば、こんな紹介になっています。

~絶望的な状況のなかで、「打ちのめされても敗れない」人間の尊厳を

  みせる老人の姿~

これが、~辺境の自然で闘う孤独な男の姿~に重なって、アメリカ人的

ヒーロー像にも受け止められたかもしれません。

ちなみに、作品の舞台はキューバになっています。

 

蛇足ですが、名優アンソニー・クインが演じたTV映画「老人と海」(1990年)も

観たことがあります。(監督:ジャック・テイラー)

ただ、こちらの作品の出来栄えは、個人的にはイマイチ・イマニといった

印象になりました。

トレーシー版「老人と海」の印象が強かったせいかもしれません。

 

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 「老人と海」  1958年 監督:ジョン・スタージェス
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スペンサー・トレーシー/

 

原作者:ヘミングウェイ自身にも、いわゆる「行動派作家」という評価が

あります。

なにしろ、1930年代には「スペイン内戦」にも人民戦線政府側として

積極的に関わったくらいですから。

そしてまた、この時の経験から一連の作品も生み出され、そのいくつかは

映画化されています。

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1943年「誰がために鐘は鳴る」監督:サム・ウッド

    主演:ゲイリー・クーパー/イングリッド・バーグマン

1957年「日はまた昇る」監督:ヘンリー・キング

    主演:タイロン・パワー/エヴァ・ガードナー/エロール・フリン

1957年「武器よさらば」監督:チャールズ・ヴィダー

    主演:ロック・ハドソン/ジェニファー・ジョーンズ/ヴィットリオ・デ・シーカ

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これとは別にヘ「ミングウェイ・スパイ説」も囁かれました。

これは、必ずしも面白可笑しい噂話に留まるものでもなく、その後も

ちょくちょくその真相?が取り上げられています。

 

また後年、このヘミングウェイの孫娘たちが女優になったことは、

ちょっとばかり話題にもなりました。

姉が マーゴ・ヘミングウェイ 「リップスティック」1976年/監督:ラモント・ジョンソン

妹がマリエル・ヘミングウェイ 「スター80」    1983年/監督ボブ・フォッシー

 

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。
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