三春町の「コミュタン福島」に行ってみました!! | 毎日が撮影会

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撮影会に行くことは今後無いので趣旨と違ってきますが馴れ親しんだタイトルを継続します。
「旅行の話」「家庭菜園」「料理」「つぶやき」がメインに培った撮影技術を活かしていきたいです。

 

郡山から高速道路を利用して車で20分ぐらいのところにあります。

開館時間は9:00からです。入場無料です。

平日は学校関係の団体以外ない場合はかなりすいているそうです。

 

中に入ると右手に福島第一原子力発電所の爆発した後の模型です。

説明の関係もあるので忠実に再現されているそうです。

 

展示会場がいくつか分かれていて、展示を先に見るか映像を見るかですが、どちらが先でも理解を深めることは十分にできます。

環境創造センターの上映時間の関係で展示よりも先に視聴しましたが、360度スクリーンは大迫力でした。

全国に東京とここにしかない装置だそうです。

生徒さんの中には映像で酔ってしまう人も出るそうですが、繊細な方はそうかもしれません。

作品は全部で3つありまして、すべて視聴させてもらいました。

 

自分の場合はこの映像を先に見たおかげで係員の説明がものすごく理解できました。

 

 

ここでも学習のメインは「放射能」について理解をすることです。

ですが、福島原子力発電所の爆発以降の放射能の流れがVTRで見ることができ、主に福島県の北西部に多く計測されたそうです。

そのため閉鎖区域に指定されました。

そのあたりはまあなんとなく知識でありましたが、その後の2週間の放射能の流れが風の流れに乗って東東北地方や太平洋、関東地方まで広がっているのを見てかなり広範囲に放射能が出たことを知りました。

西日本に住んでいるとあまり実感がなかった放射能ですが、関東以北の人たちにとってはものすごく身近な問題だったんですね。茂木サーキットで泊まったホテルの新聞に昨日の放射能の測定値が載っていてので、3年たってもそういう記事があるのに違和感がありました。

が、今回の件で理解が深まりました。

 

 

放射線は全てのものから発信されているので普通に生活していても超低度の被ばくをしているのです。

それが生活に支障がないので問題になっていないだけだそうです。

 

当然被ばく量が多すぎると体に支障をきたしますが、福島の子供たちは毎日の放射線量を測るために下の写真の真ん中なの携帯測定器を持ち歩いていたそうです。

自分が一番に意識があったのが「除染」です。

建物に付着した放射能を水で洗い流してしまうと土地に放射能がしみ込んでしまうので、丁寧にふき取る作業になったそうです。

1つひとつを丁寧に行う作業は想像しただけでも大変です。

土砂はショベルカーなどで削ったりして除去したりしたそうです。

現在では居住できるようになったものが多いようですが、その道のりを考えると大変だったんだと考えさせられました。

ただ塵芥戦術にはなりますが、そういう方法で放射能を除去できることは知らなかったので勉強になりました。

 

これはちょっと面白いもので、砂みたいなものでできていて、砂を移動すると地形が変わり、自分の好きな街づくりをすることができるものです。詳しいことは忘れてしまいましたが、面白かったです。

2011年以降、地震、津波、放射能で苦しんできたことを踏まえて、「原子力」に頼らない未来を考えています。

それも再生可能エネルギーを中心とした考えです。

放射ので苦しんできた福島県だからこそ考える未来は平たんな道ではないけど、二度と放射能で苦しまない未来を考えたいという願いは強く感じました。

地熱、水力、風力、太陽光などの自然エネルギーを見据えて未来づくりを進めています。

そういう観点で言えば自分が住んでいる県では太陽光発電ぐらいしかないなあと思ってしまい、この辺りは地域差が大きいと思ってしまいました。

 

ここで記載している内容に関して誤りがありましたらお知らせください。