こんにちは、りこみです。

 

今年の夏も暑いらしいですね。

暑い時期の京都には恐らくあまり

行かないだろうから

季節がいいうちにこまめに行きたい。

そう思って今はいろいろと京都に

予定を入れるようにしています。

 

 

これは5月中旬の1人さんぽの記録です。

東山を下車して白川沿いに歩きます。

朝9時前。

 

前回ここを歩いた1ヵ月前よりも

柳の緑が色濃く茂り

確実に季節が進んでいました。

 

 

目指すは青蓮院門跡

(しょうれんいんもんぜき)

 

この辺りは東山駅からも近く

それでいて静かな通りで

ふり返ると平安神宮の赤い大鳥居が見えて。

京都らしさが詰まっているようで

とても好きな道です。

 

 

小御所からお庭を眺めてみました。

 

門跡寺院とは皇族や公家が住職を務めた

お寺のことだそうで、優美さや気品が

感じられるところが多いと言われています。

 

 

青蓮院といえば華頂殿の襖絵。

「青い蓮」というすてきなお寺の名前から

連想されるままの蓮が色鮮やかに

描かれています。

 

襖にして全60枚もあり圧巻。

目にした途端、息を飲んでしまうような。

蓮モチーフでも3つのテーマがあり

上は〈極楽浄土〉

 

 

こちらは〈生命賛歌〉

蓮と共に描かれたカエルや亀などの

生き物たちが愛らしい。

 

 

〈青の幻想〉

上の2つの色の鮮やかさに比べると

控えめですが、優しさの中に強さがある

引き込まれるようなブル―でした。

 

木村英輝さんという現代作家さんが

わずか2か月で完成されたというのも驚き。

 

 

そのあとはゆっくりとお庭を歩いてみました。

相阿弥の作庭、その後明治時代に

7代目小川治兵衛により改修されたとか。

 

 

滝から流れるせせらぎの音が控えめで

耳に心地よくとても優美な雰囲気。

 

とろんとしたような緑がかった龍心池が

新緑と相まって印象的でした。

 

左上に見えるのが竹林でそこまで

歩くことができます。

 

 

霧島の庭を歩きながら一周しました。

名前の通り、ここは霧島つつじが見事だそうで

咲いているところを想像しながら…

 

 

起伏がある立地で、竹林の方へ登ってみると

青紅葉の間から

寺院や池を見下ろすことができます。

本当に雅な雰囲気で素敵!

 

 

雅な優しい雰囲気と

竹の直線からきりりとした雰囲気と。

いろいろな趣を感じられるお寺でした。

 

ブルーも蓮もどちらも大好きなもので

寺の名前からとても気になっていたお寺。

行けて幸せです。