奴隷と労働 | ごまおファンド(旧ブログ)

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 古代ギリシア、古代ローマ、イスラム世界では、労働は奴隷が行うものであった。新大陸アメリカの黒人強制奴隷よりも数百年前に、イスラム世界では南イラクの大規模農場で奴隷を使役していた。近代以前の世界では、奴隷は当たり前の存在であった。

 のちに、奴隷制度は廃止されることになって、奴隷を扱うことは禁止とされた。国家は国民を強制的に学問をさせて、なるべく優れた労働力として扱うこととした。奴隷がいないのだから、国民に国家に対する忠誠心を植え付けて、国民にすすんで労働するように教育をした。兵士も奴隷ではなく、国民に代わりをさせた。(イスラム世界では南ロシアの遊牧民を購入して教育し、軍事奴隷としていた時代があった)
 
 かつては、労働は奴隷にさせるものであった。労働は美徳ではなく、労働をして利益を得ることが良くないと考えられていた。(だからこそ、教会やモスクに多額の寄付をして、その感情を打ち消したわけだが)

 労働して税金をおさめるのは義務だが、トレードして労働で得られるよりも多くの税金をおさめるとしたら、トレードをしたほうが社会の役に立っているのではないか。トレードは昔のアラブ商人がマラッカから中国からエチオピアに交易にでかけたようなもので、リスクを背負っている。日本の風土では、トレードでお金を稼ぐことがよくないというが、そんなことはないと思う。
 

 

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